海賊乱舞

原作本誌およびアニメ版の感想を中心に、ONE PIECEに関して好き勝手な事を書き綴った場所でございます。


ONE PIECE感想 第1120話「暴(アトラス)」【ネタバレ注意】


週刊少年ジャンプ 2024年33号分、ONEPIECE感想です。
人差し指の爪がへし折れて絆創膏ぐるぐるなので、非常にタイピングしづらい。ジェルネイルで固めた所ごとバキッと行ったの初めてかもしれない。つらい。

以下ネタバレ注意。

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ONE PIECE感想 第1116話~1117話「葛藤」「も」【ネタバレ注意】

前回が短めのページ数だったので、1本に纏めました。
物語の核心部分の考察予想は好きじゃないし得意でもないのであんま触れてません。
暇つぶし程度によろしゅう。
以下、ネタバレ注意。

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第1115話〝大陸の断片〟感想【ONE PIECE ネタバレ注意】


少年ジャンプ、2024年26号分の感想です。

 以下、ネタバレ注意。


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【ONE PIECE感想】第1114話「イカロスの翼」【ネタバレ注意】


2024年24号分 ONE PIECE本誌感想です。
以下ネタバレ注意。



■世界が沈む
前回「世界が海に沈む」という衝撃の告白がベガパンク(録画)より告げられた処からスタート。
海軍本部でも当然この配信は注目していた様で、海兵達も大さわぎ。ヒナがいるという事は将官クラスが揃ってるんだろうけど、この事実は寝耳に水だったらしい。

一方で元帥のサカズキは無言で何かを考えていて、知っている事がありそうな風だった。
2年前の元帥だったセンゴクも、ニューゲートが〝ひとつなぎの大秘宝〟の実在を暴露した時に焦りを見せていたし、これは元帥まで昇り詰めた者には、世界の真実がある程度知らされているという事なのかな。

ただそう考えると、世界が海に沈むというのがどういう事なのか余計に分からなくなる。
センゴクは元より、サカズキだって別に「民間人がどうなろうが知った事ではない」みたいなキャラじゃない。
むしろ「大多数の人間を守る為に少数を犠牲にするのを厭わない」人物であり、世界全体が滅びかねない事態を黙認するとは思わない。元帥就任後も五老星に直接文句をつけに行ってる様な人だし、政府の言う事だからと黙って従うタイプでもないと思う。

にも関わらず、二人とも元帥として政府の仕事をこなしていたとなると、彼らはある程度の事実を知った上で、世界が沈む事を受け入れていたという事なんだろうか。
だとすると、それはイムや五老星の私利私欲の結果ではなく、世界を存続させる上で致し方なく起きてしまう事……?

まあ、2人が世界の真実に関して、すべて本当の事を伝えられてる保証はないんで、何とも言えないんだけど。


■世界の反応
・モックタウン
相変わらず楽しそう。
基本なんにも信じない人達の集まりだけど、この島も元は歴史の本文を守ってた側の島なんだよな……。
まあ先住民は空に打ち上げられちゃったし、現代に生きる人達とはほぼ関係ないだろうけど。
地味に使われてる映像電伝虫にドフラミンゴのマークが入ってるけど、ジョーカーの商売先の島だったのかな……? だからベラミーもここをアジトにしてたのかしら。

・ウォーターセブン
そもそも昔から徐々に水位が上昇してる島だけあって、楽観的には行けないご様子。
というか、この島ってちゃんと「国」だったんだね。ウォーターセブンしか出てなくて、アイスバーグの肩書が「市長」だったからてっきり大都市ぐらいの扱いなのかと。
周辺のプッチとかセントポプラとかを纏めて一つの国だったりするんだろうか。

・ドフラミンゴ
このおじさんまた一人で楽しそうに喋ってる……と思ったらマゼランも付き合ってた。君ら仲良しか。
ドレスローザからの移送の軍艦でもおつるさんが見張りしてたけど、この人話し相手置いとかないと一人でずっと喋り倒して死んじゃいそう。

「高い場所へ」というのは少し意味深。自身の出身地でもあるマリージョアを含む赤い土の大陸の事を指してるんだろうか。やっぱり天竜人があそこに住み始めたのは、世界が沈む事を見越してるのかなぁ。

・ビッグ・マム海賊団
生きてたのかあんたら。
いやまあCP-0の通信で目撃されてたっぽいから生きてはいるだろうけど、それにしてもしれっとした再登場すぎて笑える。何してたんだろう今まで。
リンリンが堕ちてからの経過日数は約2週間ぐらいかな? ペロ兄はともかく、地中深くまで押し込まれたリンリンの回収は骨が折れそうだけど……そもそも生きてるのかなあの人。
本拠地のトットランドの方も大変で、クラッカーは氷漬けにされるわ、カタクリはシーザーのガスで同士討ちさせられるわで、ロクな事になってない。マトモに動ける大幹部がスムージー姐さんしかいないという詰みに近い状況で、だいぶ厳しい。あの人に指揮とか頭脳労働はムリだ。頑張れモンドール、お前がやるしかない。

・天竜人
ベガパンクの暴露に焦る天竜人の面々とは裏腹に、「空白の100年」が何かも分かっていない様子のシャルリア宮。
ああ見えてこの人、まだ17歳なんですよね。ある程度の年齢に行くまでは、天竜人でも世界の謎については知らされていないんだろうか。
それで言うとドフラミンゴ、ロシナンテの兄弟はシャルリアよりずっと子供の頃に聖地を出ているけど、当時は詳しい事までは知らなかったんだろうか。

というか冷静に考えると、ドフラミンゴの父・ホーミングは、下界が海に沈むのを知った上で家族を連れて下界に降りて行った事に。
世間知らずとか考えが甘いとか以前に、ただの自殺行為では…………いや、あの人ならそのぐらい何も考えてなくても驚かないかな……正直。

・サウロ
こちらもしれっと生存確定。VIVRE CARDには「享年105歳」って書いてあった? まあ、VIVRE CARDだし……。
後ろ姿しか映ってないので、顔がどうなってるかは不明。火ノ傷ってやっぱこの人なんかなぁ。


■マザーフレイム
五老星が求める「マザーフレイム」を製作する設備である「融合炉(パワープラント)」を、サターンがついに発見。
なんか、S-108とかA&Muとか書いてある。製造番号みたいなもんかな。

「永遠のエネルギーを夢見て太陽に近づきすぎてしまった」との事なので、マザーフレイムの正体は炎を使用したエネルギーの様。

ONE PIECE 105巻 第1065話

リリス曰く、そもそもエッグヘッドの超科学的な設備の数々は「火」を動力としているらしい。そして「もし〝消えない炎〟がこの世にあれば、太陽をつくれるのに」と。
そのずっと続けて来た研究の成果が、このマザーフレイムなんだろう。
太陽の無限のエネルギーに近い産物を生み出してしまった事で、それに目をつけたイム達によって、恐らくルルシアを消滅させたあの兵器の起動を実現してしまったという事だと思う。それは本来望んでいた平和的な運用方法とはかけ離れたもので、ベガパンクの本意ではなかったと。

タイトルにもなっているイカロスは、蝋で固めた翼を使って空を飛んだものの、太陽に近づきすぎた事で蝋が溶け、墜落して死んでしまったというちょっとドジな神話上の人物。
転じて、優秀な人間が時に誤った判断で無謀を働いてしまう事を「イカロスの翼症候群」と言うらしい。
知的欲求に負けて人間には過ぎた力を生んでしまったベガパンクをまんま指してるのね。


……しかしアレ、ONE PIECEで「イカロス」って言われると


こいつしか出てこない。
この人もまんま神話のイカロスがモチーフで、ダイオウイカの親友ダイダロスが太陽に近づきすぎたせいで巨大スルメになってしまったらしい。んなアホな。

ONE PIECE 65巻 第642話

ちなみに、こいつの使う〝イカロスの翼〟はただのツバ。こいつのせいで一生話が入って来ないのであった。


■ジョイボーイ
魚人島編辺りからずーっとうっすら語られていたジョイボーイだが、ようやくどういう人物なのかが分かって来た。
ニカの様な能力を持つ「世界初の海賊」だそうで、パッと聞きの印象ではだいぶルフィに近い。

まだ細かい事は何も分からないものの、ベガパンクの視点では「空白の100年」の物語の主人公に当たる人物だそうで。
この言い方が言葉のアヤなのか実際に100年間ずっと活躍してたのかは分からないけど、もし後者ならこの人、寿命が常人より長いんだろうか。
やっぱ巨人族の系譜なのかな、マリージョアのでっかい麦わら帽子の事も考えると。


【ONE PIECE感想】第1113話〝STALEMATE〟【ネタバレ注意】

 

週刊少年ジャンプ 2024年 22・23号分のONE PIECE感想です。

以下、ネタバレ注意。

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【ONE PIECE感想】第1112話〝ハードアスペクト〟【ネタバレ注意】


休載明け一発目。久々のONEPIECE本誌です。
以下ネタバレ注意。

 

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マーシャル・D・ティーチの技一覧【ONE PIECE 使用技・使用シーンまとめ】(最終更新:108巻分)







【マーシャル・D・ティーチ】



戦闘スタイル:悪魔の実/打撃/銃/覇気
年齢:40歳
身長:344㎝

黒ひげ海賊団提督で、四皇の一角。「異形」と称される特殊な肉体を持ち、複数の悪魔の実の能力を身体に宿す事ができる。108巻現在では、〝ヤミヤミの実〟と〝グラグラの実〟を保持している。(「闇人間」と「地震人間」)
悪魔の実の歴史上最も凶悪とされる〝ヤミヤミの実〟は、闇の引力により全てを引きずり込む能力で、闇の中に物体や人物を引き込んだり、破壊を伴い放出する事が可能。弱点として、自然系能力でありながら身体を流動的に変化させる事ができず、攻撃を受け流す事ができないどころか、痛みすらも常人以上に引き込んでしまう。だがそのリスクと引き換えに、引力により悪魔の実の能力者の「実体」を正確に引き寄せ、触れている相手の能力を無効化する事ができる。
更に頂上戦争では、エドワード・ニューゲートが持っていた〝グラグラの実〟の能力を入手。自在に地震を引き起こす「世界を滅ぼす力」と称される強力な超人系能力で、海震により津波を引き寄せたり、拳で大気を叩き割り振動の衝撃で攻撃する事ができる。
能力だけでなく腕力にも優れており、手刀を受けたエースは首の骨がイカれそうになる程のダメージを受けている。現在では基本的に素手と能力で戦うが、ヤミヤミの実を手に入れる前は手の甲に装備した鉤爪を使用していた。また能力を得た後も、場合によっては銃を使用する事もある。




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【ONE PIECE感想】第1111話「太陽の盾」【ネタバレ注意】



連載が中期休載期間に入ったので、いいタイミングなので自分の中の整理も兼ねて感想残しときます。

2024年 17号分のONEPIECE感想です。
以下、ネタバレ注意。 

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【ONE PIECE】ヤマト【使用技・使用シーンまとめ】(最終更新:106巻)




【ヤマト】



戦闘スタイル:悪魔の実/鈍器/覇気

カイドウの娘で、『健(タケル)』という金棒を武器に使う。父親のカイドウが持つ『八斎戒』と比べると全体が細く、着いているトゲが丸い。また一部カイドウと同じ技を扱える。
動物系幻獣種の悪魔の実『イヌイヌの実 モデル 大口真神』の能力者で、狼のような姿に変身する他、身体や口から冷気を放ち、物体を凍結させる事ができる。幼少の頃から覇王色の覇気に目覚めており、その資質はカイドウからも有望とされている。
ワノ国を守る為に島に残ったが、ルフィからは船に乗る事を許可されており、モモの助、錦えもんと共に仲間同然に扱われている。

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【ONE PIECE】ウルージ【使用技・使用シーンまとめ】(最終更新:106巻)




【ウルージ】



戦闘スタイル:悪魔の実/打撃/鈍器

空島の出身者で、六角柱型の巨大な金棒を武器に使う(57巻SBSでは「鉛筆」とされている)。
また名称は不明だが悪魔の実の能力者で、自身が受けたダメージを力に変換し、身体を巨大化させてパワーアップする能力を持っている。

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