「ワールドシーカー」プレイ日記、ゾロ編第5回です。
DLCシナリオのボリュームってどんなもんなんだろ…? キャラとセットで1000円の安価なものだし、本編に比べればだいぶ短めだとは思うけど。
■第5話 “役目”■ |
引き続きカゲロウを追うゾロだが、今現在、これと言って目指す場所の心当たりも無い。
たしぎとの協力体制を敷くのも癪だと思ったのか、ゾロは一時、仲間達のいるサニー号へと帰陣することに。

(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
カゲロウの居場所についてウソップに相談したところ、「海軍のロボなら海軍基地にいるのではないか」というちょっと雑なアドバイスを貰ったため、基地へと向かう事になる。
またこの辺りから、ルフィ編同様フランキーやウソップに話しかけることで装備品の製作が出来る様に。
前回のエピソードでスキルポイントも貯まり、装備品を3つ同時に付ける事が可能になったので、戦闘も楽になって行くハズだ。

(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
ついでにサニー号の船尾に置かれた宝箱には、『猪鹿蝶の手ぬぐい』という中々強力な装備品が入っているため、忘れずに回収しておきたい。(宝箱のある場所には、壁蹴りを活用すれば行ける)
スチール街でカゲロウと戦い、次の目的地を決めるためにサニー号へ行き、すぐさま海軍基地のあるスチール街へと戻って来る……というなんとも二度手間な動きを経て、海軍基地へと辿り着いたゾロ。

(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
すると基地の上方を飛ぶ、もはや見慣れたロボットの姿が。
カゲロウはウソップの予想通り、基地の方へと向かって飛んできていた。

(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
だが基地の海兵達にとって、カゲロウの存在は周知のものではなかったらしい。
アイザックのアーマーに似ている……という当たらずとも遠からずな類推を口にする海兵だが、どうやらカゲロウが降り立った軍艦のある方向には、海兵の上官が訪れているという。
普通ならば、お偉いさんのいる場所に得体の知れない物体が飛んで来たなど非常事態だが、海兵達は特に慌てもしていない様子。
むしろ「あの方がいるんだ、問題はないさ」と、その上官の強さを信頼している様子さえ取れる。
そんな海兵達を躊躇なく斬り倒し、カゲロウのいる港へと駆けるゾロ。
港に停泊する数隻の軍艦をしらみ潰しに探していると、背後からお馴染みのメガネ大佐ちゃんの声が。よう会うね、キミ。

(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
少し目を離せば騒ぎを起こすゾロに辟易としながらも、ゾロからカゲロウの目撃情報を聞き、目の色を変えるたしぎ。
これ以上騒ぎを起こせば、カゲロウを取り逃がす事になるかもしれない。そう考えたたしぎは機転を利かせ、ゾロは自分が捕らえ、監獄に輸送している最中の罪人であるとハッタリをかまし、周囲の海兵達の目を欺くのだった。
別にいいけど、捕まえたハズのゾロが普通にいなくなったら大佐ちゃんの責任問題になるんじゃないですかね。
と思ったけど、スモやんも昔1度捕らえたバギーやアルビダを取り逃がしてるので、特に問題ないのかもしれない。
軍艦の海兵から聞き出した情報によれば、監獄長アイザックからの命令により、ここにいた海軍の上官が海底監獄へ向かったと言う。
その「上官」が誰なのかは、本人からの口止めにより言う事ができないらしい。
だが同時に、どうやらアイザックからは「データ収集は完了した。海賊狩りにもう用はない。排除しろ」との命令が下っていたと言う。
その上官とやらも、ゾロを始末するために監獄へ向かったのかもしれない。
兵から得た情報を元に、たしぎはカゲロウの行方に関し、1つの推論を立てた。
カゲロウに搭載される、ゾロのデータ収集が完了した。
それはおそらく、先ほどのスチール街での戦闘によるものだろう。
集めた戦闘データは、一度回収し分析する必要がある。
それが可能なのは、元々カゲロウが安置されていた、工場内の設備でしか考えられない。
ならば向かうべきは、工場のある場所……つまり軍の上官が向かったという海底監獄。それが、たしぎの出した結論だった。
その仮説を元に、再び海底監獄を訪れたゾロ。
だがゾロの前に立ちはだかったのは、常軌を逸した飛来物だった。

(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
巨大隕石。
こんなものをおいそれと落とせるのは、いかにONEPIECE界広しと言えどこの男しかいない。
海軍大将・藤虎。
だがゾロはこの隕石を……。

(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
叩き斬った。
斬っちゃった!
しかも奥義ですらない煩悩鳳で! まさかのスタンピード越え!!

(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
一撃で仕留めるつもりの攻撃を躱してみせたゾロに、賞賛の言葉を贈るイッショウ。
どうやらアイザック直々の命令により、ゾロを討つべく立ちはだかった様だ。
と、イッショウとの戦いになるのだが、ここでゾロの特殊技能の1つである『本気モード』が解禁。

(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
要は手ぬぐいを巻いて気合を入れ直すアレであり、現在のテンションゲージを全て消費する事で、その総量に見合った時間、攻撃力や移動速度の上昇、攻撃の追尾性能の向上といった強化が成されるらしい。
本気モード中にはダメージを受けても体力は減らず、代わりにモードの効果時間が減るなど、概ねルフィ編におけるギア4の様なものだと考えて良いだろう。
というワケでイッショウとの戦い……なのだが、特筆する事がまったくない程度には弱かったので割愛。
ルフィ編で戦った時は結構強かったんだが、装備品が整った状態なせいか、ゴリ押しだけで簡単に倒せてしまったな……。

(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
ストーリー的には、実のところ藤虎はまだまだ本気を出しちゃいないよ、みたいな流れで戦闘は終了。
割って入ったたしぎが状況を説明した事で、藤虎は手を引くことに。

(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
海軍の本来の役目は、海賊を捕える事ではなく、人々を守る事。
そんな藤虎の言葉に気付きを得たたしぎは、彼と共に一時拠点へと戻り、有事の際には島民の安全を最優先に動くよう海兵達に働きかける事に。
同時に、ゾロが持つ電伝虫に、ルフィからの着信が入った。
サニー号に全員集合。
目の前にカゲロウがいるかもしれないとはいえ、海賊として、船長命令を無視するワケには行かない。
ゾロはたしぎ達と別れ、渋々、海底監獄を後にする事になるのでした。
「軍の構成員としての立場」と、「自らの追い求める正義」との間に矛盾を抱えた今のたしぎに、イッショウの『正義』に対する思想を1つの答えとして持ってくるのは中々良いですね。
ドレスローザ編でのセリフを元にした思想なので説得力もあるし、「たしぎとイッショウが出会った」ことに明確な意味が出来ているのも、お祭りゲーとして上手い流れだと思う。