【フランキー】



戦闘スタイル:打撃/狙撃/炎
年齢:36歳
身長:240㎝

麦わらの一味の船大工。かつて海列車に轢かれて死にかけた時、自らの身体を改造する事で生き残った『改造人間(サイボーグ)』で、全身に様々な武装やギミックが仕込まれている。主にボクシングやプロレスの様な格闘スタイルと、身体に仕込まれた武器を利用した中距離戦を使い分けており、また改造の影響で身体の前面は鉄で出来ている為、防御力にも優れる。ただし自分で改造を行った為背中にまでは行き届いておらず、弱点となっている。
コーラを燃料としており、燃料切れになるとパワーが弱くなる他、一部のコーラを消費する技が使用不可能になってしまう。
2年の修行期間中に更なる改造を施し、新世界編では両肩を中心に身体が大型化している。また一部の武装が刷新・追加された。







サイボーグせんぽう
改造人間戦法
(名称は『ONE PIECE YELLOW』より)
【技の概要】
体内に仕込まれた無数の武器や兵器と、鉄でできた拳の威力を活用した改造人間ならではの戦い方。
鉄クズを使用して改造された肉体は、攻撃力だけでなく銃弾さえも無力化する防御力を両立させている。ただし改造はフランキー自身が行ったため、鉄の硬度を持つのは身体の正面のみ。背面までは手が届かず生身のままであり、人並みの防御力しか持っていない。
一部の強力な技を使用する際には、燃料として腹の冷蔵庫に収納したコーラ(最大3本)を適宜消費する。燃料が切れた状態ではリーゼントが垂れ下がり、攻撃にも力が入らなくなってしまう。燃料にできる飲み物はコーラのみで、他の飲み物を収納すると性格が変わり、攻撃もまともに出来なくなる。

新世界編においては肉体に更なる改造を加え、『アーマードおれ』としてパワーアップを遂げた。既存の兵装や技にも、変更や強化が加えられている物がある。ただし、背中が生身であるという弱点はそのままになっている。
【出典】
・『ONE PIECE YELLOW』 269P
【コメント】





フレッシュファイア

【技の概要】
改造された身体を利用し、息を大きく吸い込み口から炎を吐き出す技。
ウォーターセブンにて、ヤガラブルに乗ったルフィとナミに対し初めて使用。この時は技名がついておらず、ルフィ達には能力者かと勘違いされた
その後海列車上でのネロとの戦いで初めて技名がつけられる。鉄の身体で〝嵐脚〟を受けつつ炎で攻撃したが、〝剃〟で回避された。
【使用箇所】
39巻 第370話  VS ネロ
46巻 第448話  VS ペローナのネガティブゴースト
47巻 第452話  VS 将軍ゾンビ(スリラーバーク)
【技名が明記されていないため推定の箇所】
35巻 第336話  VS ルフィ
41巻 第399話  ブルトンの設計図を焼却する為に使用。
47巻 第455話  タラランの糸を焼き切る為に使用。
49巻 第475話  VS オーズ
〝スーパーサイズ火の鳥〟の為に使用。
【コメント】





ストロングライト
ストロング右

【技の概要】
鎖で繋がれた右腕を射出し、リーチを伸ばしたパンチを繰り出す技。
伸ばした腕や鎖を用いて相手の身体を掴んだり、腕を伸ばさずに近距離の敵へのパンチとして使われる事もある。
ウォーターセブンでのルフィとの戦いで初使用。ルフィがゴムの能力を使う瞬間に先行し、逆に遠距離からの打撃を浴びせた。
【使用箇所】
35巻 第336話  VS ルフィ
39巻 第368話  VS 役人(海列車内)
42巻 第405話  VS フクロウ
45巻 第436話  VS フランキー一家
 (パンツを奪われた際)
47巻 第452話  VS 将軍ゾンビ(スリラーバーク)
47巻 第453話  スリラーバークの渡り廊下を崩した際、崖を掴む為に使用。
53巻 第513話  VS くま
67巻 第658話  VS パンクハザード兵
68巻 第670話  VS パンクハザード兵
94巻 第944話  VS オロチの部下(ワノ国 羅刹町)
108巻 第1095話  ルフィを殴り飛ばし、サターンから守る為に使用。
110巻 第1112話  VS レッドキング
【コメント】





ウエポンズレフト
ウエポンズ左

【技の概要】
左手首の接続部を開き、内蔵された小型の大砲から砲撃を繰り出す技。
開いた手の平には照準を合わせるためのスコープが取り付けられており、相手を狙い撃つ事ができる。
ウォーターセブンでのルフィとの戦いで初使用し、ルフィを狙い撃ったが回避された。

新世界編においては、左手の指の第二関節部にあるカバーを開き、中に取り付けられた4つの銃口から弾を乱射する『ビーンズ左』に近い技として登場している。
【使用箇所】
35巻 第336話  VS ルフィ
41巻 第389話  VS 海兵、役人(エニエスロビー)
42巻 第404話  VS フクロウ
42巻 第405話  VS フクロウ
44巻 第423話  VS 海兵(エニエスロビー)
47巻 第452話  VS 将軍ゾンビ(スリラーバーク)
47巻 第454話  VS タララン
48巻 第460話  VS オーズ
48巻 第467話  ゾロとリューマの戦闘時、建物の壁を壊して脱出する為に使用。
48巻 第470話  VS オーズ
67巻 第659話  VS パンクハザード兵
【コメント】
新世界編では〝風来砲〟がこちらに統合された影響で、事実上消滅してしまった。2年前の風来砲に当たる切り札的な技としては〝ラディカルビーム〟が追加されており、風来砲の立ち位置がひとつ下がった為に押し出される形でこっちがオミットされたんだろう。
一応、技名自体は生き残っているが、指からマシンガンを乱射するまったく別の技になっている。ただ、ゲーム版などでは旧来の砲撃型のものも変わらず登場していたりするので、2つのパターンを選択して使える様になったのかもしれない。どちらかと言うと〝ビーンズ左〟の方がこちらに統合されたという見方も出来るかも。




クー・ド・ヴァン
風来砲

【技の概要】
両腕の間にセットした70mm口径の砲口を持つコネクターから、風の領域を越えた速度を持つ“空気の弾”を発射する技。
放つ際に燃料となるコーラを消費し、その量によって威力が変わる。2年前時点では最大で1.5本のコーラを消費可能だった。
ウォーターセブンでのルフィとの戦闘時、ルフィおよび乱入して来たガレーラカンパニーの1番ドック職長達に対して初使用。造りかけのガレオン船ごと1番ドックを崩壊させる程の威力を見せ、ルフィやパウリー達を吹き飛ばした。

新世界編においては、〝ウエポンズ左〟の1つに統合。コネクター無しで左手を掲げるだけで放つ事ができ、手の平の発射口から高威力の空気砲を放つ技となった。
【使用箇所】
36巻 第338話  VS ルフィ
      パウリー、ルッチ、カク、ルル、タイルストン
42巻 第406話  VS フクロウ
43巻 第412話  VS チョッパー
 怪物化し暴走するチョッパーを海に突き落とす為に使用。
44巻 第429話  海面に向けて放ち、メリー号を飛ばしてエニエスロビーを脱出する為に使用。
47巻 第453話  スリラーバークにて、渡り廊下を破壊してゾンビ達から逃げる為に使用。
49巻 第480話  VS オーズ
52巻 第508話  VS パシフィスタ(PX-4)
52巻 第512話  VS パシフィスタ(PX-1)
74巻 第732話  ドレスローザにて、オモチャの家の入口を破壊する為に使用。
【コメント】





ストロングハンマー
(フランキーストロングハンマー)
【技の概要】
皮膚の見た目をした拳のグローブを外し、鋼鉄の拳で相手を殴りつける技。
海列車上でのネロとの戦いで初使用。〝剃〟で突っ込んで来たネロに大ぶりのパンチを振るったが、〝紙絵〟で回避された。

新世界編では〝フランキーストロングハンマー〟名義となり、拳の造形が変わった事で皮膚を取り外す必要がなくなった。
ドレスローザのSMILE工場前の戦いにて、セニョール・ピンクを相手に使用。互いに一切の防御を行わず、相手の技を正面から受け合う戦いを演じた。
【使用箇所】
39巻 第370話  VS ネロ
42巻 第404話  VS フクロウ(2回使用)
42巻 第405話  VS フクロウ
43巻 第418話  VS ルッチ
51巻 第494話  VS トビウオライダーズ
52巻 第510話  VS パシフィスタ(PX-4)
【〝フランキーストロングハンマー〟名義での使用箇所】
77巻 第775話  VS ピンク
【コメント】





ホシ・シールド

【技の概要】
腕の星印が描かれた部分を円盤状に広げ、敵の攻撃を防ぐ盾として用いる技。
海列車上でのネロとの戦いで使用し、ネロの〝嵐脚 線〟を受け止めた。
【使用箇所】
39巻 第372話  VS ネロ
【コメント】
フランキー将軍の〝将軍の盾〟の前身の様な技だが、盾を広げる事ができる分向こうよりは役に立っている。フランキーの前面は鉄で出来ているので正面から喰らってもダメージは少なそうだが、銃弾程度の攻撃でも痛みはあるし血が出る程度のダメージは負う事もあるので、腕で受けられればそれに越した事はないんだと思う。




マスターネイル

【技の概要】
口から無数の釘を噴き出して攻撃する技。
海列車上でのネロとの戦いで初使用。〝フレッシュファイア〟と同じ構えから繰り出す事で意表を突いたが、〝月歩〟で回避された。
【使用箇所】
39巻 第372話  VS ネロ
【コメント】
ワノ国には海楼石を釘の形に加工した物があったので、アレを持ち帰れば対能力者用の攻撃として有用だったかも。




ビーンズレフト
ビーンズ左

【技の概要】
左手首を下または右方向にスライドさせ、露出した4つの銃口から弾丸を乱射する技。
ウォーターセブンにて初使用。この時は技名が明言されなかったが、ルフィとの戦いに乱入して来たガレーラカンパニーの1番ドック職長達に対し使用した。
その後、海列車上でのネロとの戦闘で初めて技名が判明。逃げると見せかけて不意打ち気味に使用したが、ネロには手の内がバレており背後に回り込まれた。
【使用箇所】
39巻 第372話  VS ネロ
42巻 第404話  VS フクロウ
【技名が明記されていないため推定の箇所】
36巻 第337話  VS ガレーラ1番ドック職長達
39巻 第369話  VS ワンゼ
【コメント】





アウチフィンガー

【技の概要】
人差し指の第1関節部を折り開け、内蔵された銃口から銃弾を放って攻撃する技。
海列車上でのネロとの戦いで初使用。生身の背中に銃撃を受けた後の反撃として放ったが、〝剃〟で回避された。
【使用箇所】
39巻 第372話  VS ネロ
【コメント】





フランキーインビンシブル
フランキー無敵

【技の概要】
地面に大の字に寝転び、弱点である背中を覆い隠す技。
海列車上でのネロとの戦いで初使用。背中の弱点に気づいたネロに対し、弱点をなくす為に使用したが、自身も身動きを取れなくなる為すぐに立ち上がった。
【使用箇所】
39巻 第372話  VS ネロ
【コメント】
北斗の拳には「跳刀地背拳」という同じ様な構えから不意を突く虚拳が存在していたし、遠距離攻撃にも長けたフランキーなら不意打ちには使えるかもしれない。まあ、こんなんが通用する相手なら別に真正面から戦っても問題なさそうだけど。
当然ながらゲームでの出番には恵まれないが、アプリゲーム『サウザンドストーム』においてまさかの2年後フランキーの技として採用。……されたかと思いきや、技名がただの〝大の字〟になっていた。何でそんな事するの……。




フランキーケンタウロス

【技の概要】
下半身を前後半分ずつに切り離し、4つ足のケンタウロスの様な姿となる技。4本の足を相手の身体に絡め、無防備な状態とする為に使われる。
ただし分割した足は身体の前方に伸びるため、本来のケンタウロスとは逆に上半身が後ろ側についた姿となってしまう。

海列車上でのネロとの戦いで初使用。4本の足でネロの手足を絡め取り、馬乗りになって身動きを完全に封じた。
【使用箇所】
39巻 第372話  VS ネロ
42巻 第406話  VS フクロウ
【コメント】
ふざけた技に見えるが、逆にその姿が相手の油断を誘う為、意外と成功率は高いかもしれない。完全な初見殺しの為2回は通用しないが、ほとんどの相手は防御不能の体勢で受ける鉄拳の一撃で沈んでくれる筈。今ならラディカルビームもあるので、至近距離から受ければ間違いなく頭が消し飛ぶだろう。
問題は、相手に絡みつく足は前後に分割されてしまっているので、その分脚力も弱まっているであろう事。ネロは組み伏せられた時点で慌てふためいていたので何とかなったが、ある程度の強さの相手には簡単に振り解かれてしまいそうだ。また、自分よりも体格が大きい相手にも使いづらい。フクロウ相手でも足を抑えるのがやっとだったので、新世界によくいる人間離れした体格の相手には使用不可能だろう。
色んな意味で使い所は選びそうな技だが、使用した2戦とも勝利の布石となっているので、決してただのネタ技ではない筈。ただ、新世界編ではフランキーの体格バランスが変わり、下半身が相対的に見て貧弱になってしまったので、今後再利用される可能性は低いかも。




アルティメットハンマー

【技の概要】
〝フランキーケンタウロス〟によって敵を地面に拘束し、一切の回避行動を封じた上で全力の〝ストロングハンマー〟を叩き込む技。
海列車上でのネロとの戦いで初使用。無防備となったネロに渾身の一撃を喰らわせ、海列車の屋根ごと粉砕した。
【使用箇所】
39巻 第373話  VS ネロ
【コメント】
破壊力自体は相当だろうが、ネロを倒し切るには至らなかった。ネロは〝鉄塊〟を使えないので生身のまま攻撃を受けていた筈だが、それでも意識を失わないのは新入りとはいえ流石にCP9。ただ、そもそものストロングハンマー自体がそこまで必殺の一撃というわけではないので、コーラ消費の事を気にしなければ、やっぱり〝風来砲〟等には威力では劣ってしまうんだろう。




クー・ド・ブー
風来噴射

【技の概要】
膨張させた臀部から臭いを伴う煙を噴出し、その勢いで宙を飛ぶ技。
消費するコーラの量は調整が可能で、その量に応じて飛距離も変わる。
エニエスロビーに捕らわれていた際に初使用。鎖を引きちぎる程の勢いで宙を飛び、ロビンを連れて外に逃れた。
【使用箇所】
41巻 第389話  ロビンと共にスパンダムのもとから脱出する為に使用。
(コーラ1.5本消費)
42巻 第405話  VS フクロウ(コーラ1本消費)
【コメント】
壁を突き破り、鎖を引きちぎる程の勢いで飛べるのは素直に凄いが、放出する場所が場所だけに普通に臭うらしい。手段を選んでいられない状況とはいえ、股の間に挟まれたまま超至近距離で浴びるハメになったロビンには強く生きて欲しい。……後の〝グラップ〟、あれ報復だったのかもしれない。




フランキーボクシング
フランキーBOXING

【技の概要】
両腕から連続のパンチを繰り出す技。
エニエスロビーの給仕室前通路にて、フクロウに対して初使用。鉄の拳の強度により、〝鉄塊〟の上からダメージを与えた。
【使用箇所】
42巻 第402話  VS フクロウ
52巻 第510話  VS パシフィスタ(PX-4)
【コメント】





フランキートライアングルジャッカー

【技の概要】
左右のモミアゲを手裏剣の様に飛ばす技。飛ばしたモミアゲはすぐに再生する。
エニエスロビーの給仕室前通路にて、フクロウとの戦いで使用。天井に張り付いたフクロウ目掛けてモミアゲを飛ばしたが、高速移動で回避された。
【使用箇所】
42巻 第404話  VS フクロウ
【コメント】
声優が同じベンサムが〝マスカラブーメラン〟という技を使っていたが、それのモミアゲ版。技自体に特筆すべき点はないが、技名のリズムがやたらと良く、特にゲームの『アンリミテッドクルーズ』をやっていると耳に残りやすい。




しんせんいちばん おやさいパンチ
新鮮一番 お野菜パンチ

【技の概要】
燃料としてコーラの代わりに野菜ジュースをセットした時に使用される技。
〝ストロングハンマー〟同様の殴打だが、威力はとても弱くなっている。
エニエスロビーでのフクロウとの戦いにて、コーラが切れた状態で給仕室に入った際、チョッパーが投げ渡したものが野菜ジュースだった為に使用された。しかしスピードのまったくないひょろひょろのパンチだった為、〝獣厳〟のカウンターを受けて吹き飛ばされた。
【使用箇所】
42巻 第404話  VS フクロウ
【コメント】
決めゼリフの「スーパー」が「フレッシュ」になるわ、髪型が徹子さんよろしくの玉葱頭になるわでドえらい騒ぎ。野菜ジュースなんて元気出そうだけど、やっぱ炭酸と糖分をエネルギーに変えてるんだろうか。




フランキーデストロイほう
フランキーデストロイ砲

【技の概要】
両肩に仕込まれた銃口を上方向に引き延ばし、敵に砲撃を浴びせる技。
フランキー曰く「追跡砲弾」だが、実際にはフランキー自身が敵を追いかけるだけで、砲弾が自動で敵を追尾してくれるわけではない。
また肩を引き上げなければならない仕組み上、使用の際に脱臼してしまうという難点があり、フランキー自身も「嫌い」と称している。
エニエスロビーでのフクロウとの戦いで使用。「追跡砲弾」と称して自らフクロウを追いかけたが、〝剃〟と〝月歩〟によって標的を見失った。
【使用箇所】
42巻 第405話  VS フクロウ
【コメント】
新世界編では多分〝フランキー大砲〟に統合された技。まあ、脱臼するし……何なら〝ビーンズ左〟で間に合いそうだし……。




フランキーバタフライ

【技の概要】
滝壺を逆走するほどの勢いを持つバタフライ。
エニエスロビーでのフクロウとの戦いにて〝鉄塊玉〟によって海に落とされた際、滝壺から逃れる為に使用された。
【使用箇所】
42巻 第405話  VS フクロウ
【コメント】





ちょっとクー・ド・ヴァン
ちょっと風来砲

【技の概要】
コーラ0.2本分を消費して放つ、低威力の代わりにコストを下げた〝風来砲〟。
エニエスロビーでのフクロウとの戦いで使用。〝鉄塊玉〟の回転で塔の角に叩きつけられそうになった際に放ち、回転の勢いを殺した。
【使用箇所】
42巻 第406話  VS フクロウ
【コメント】





ヘビーヌンチャク

【技の概要】
鋭利な突起の付いた鋼鉄製のヌンチャクを石柱に突き刺し、振り回して鈍器として扱う技。
スリラーバークでのタラランとの戦いで使用。その場にあった石柱にヌンチャクを突き刺して即席の武器とし、人間離れしたパワーでタラランに幾度もの打撃を喰らわせた。
また連携技である〝ニー・クラッシュ〟にも使われた他、ゾロがこの武器に刀を刺して振るう事で〝大撃剣〟にも使用されている。
【使用箇所】
47巻 第454話  VS タララン
【コメント】





はくげきほう
迫撃砲

【技の概要】
海獣や海王類を相手に使用される程の威力を持つ砲弾を、『ウエポンズ左』から撃ち込む技。
迫撃砲そのものは実在の兵器であり、劇中では海兵なども使用している。
スリラーバークでのオーズとの戦いで使用。ウソップの新兵器『クワガタ』で空を飛ぶ事でオーズの体内にいるモリアに接近し、砲撃を放ったが、オーズの身のこなしによって回避された。
【使用箇所】
49巻 第475話  VS オーズ
【コメント】





フランキーロケットランチャー

【技の概要】
新世界編から登場した技で、肩に仕込まれたロケットランチャーを射出して攻撃する。
魚人島への道中、サニー号を狙うスルメ(クラーケン)に対して初使用。砲撃によってスルメの足を弾いた。
原作中では2パターンのランチャーが確認でき、横1列に並んだ3発のランチャーを発射する場合と、サイコロの5の目の様に並んだ両肩の砲口から発射する場合がある。
【使用箇所】
62巻 第605話  VS スルメ
74巻 第735話  VS セニョール・ピンク
     ドンキホーテファミリー
【〝フラの介ランチャー〟名義での使用箇所】
92巻 第929話  VS ワノ国の大工達
【コメント】
2通りの射出口を持つ様で、魚人島前の海中では手動で肩のランチャーを引き出すタイプ、ドレスローザでは両肩のフタがパカッと開いて砲口が露出するタイプになっている。よく見ると射出しているランチャーも形が違うので、これら2つはまったく違う兵装なんだろう。よってこの技は、フランキーのこれ系の技としては珍しく、兵装そのものの名前ではなく「肩からランチャーをぶっ放す行動」全般を指す技名だと思われる。
しかしドレスローザの時は肩部も覆う形でスーツを着込んでいるので、どうやって肩の射出口を開いたのか気になる。錦えもんが出した服だし、切りこみの入った専用のスーツでも仕立てて貰ったんだろうか。




フランキーニップルライト

【技の概要】
新世界編から登場した、胸部に取り付けられたライトを点灯させ辺りを照らす技。
光らせ方を調節し、発光信号として使うこともできる。
魚人島への道中、サニー号が下降流に飲まれた際に、海底7000メートルの真っ暗な周囲を照らす為に使用した。
【使用箇所】
62巻 第605話  魚人島への道中、深海ではぐれたルフィ達を探す為に使用。
【技名が明記されていないため推定の箇所】
62巻 第606話  魚人島への道中、深海での発行信号を送る為に使用。
(アンコロの登場時)
【コメント】
微妙にイヤではあるけど、災害時などには便利そう。それ以上でも以下でもないので、特に活躍はしていない。
ゲーム『ギガントバトル2』では相手を目くらまし状態にする技として登場しているが、自身との同キャラ対決やボルサリーノ等、サングラスをかけた相手にも関係なく効く。偏光化不能な特殊な光を使ってるのかもしれない。知らんけど。




フランキーキャノン
フランキー大砲

【技の概要】
新世界編から登場。肩に取り付けられた砲口から、敵に砲弾を連射する技。
魚人島にて、新魚人海賊団との戦闘時、フランキー将軍に乗り込んだ状態で使用。
〝将軍足元危険〟による下段攻めで敵の跳躍を誘い、空中で身動きの取れなくなった敵を砲弾で襲うという連携攻撃を繰り出した。またその際、あたかもフランキー将軍の肩から大砲が飛び出すかの様にうそぶいていた。
【使用箇所】
64巻 第636話  VS 新魚人海賊団
【コメント】
2年前に使用していた〝フランキーデストロイ砲〟の改良版の様な技。あちらは使用の為にいちいち肩を脱臼してしまう難点があったが、こちらはそのデメリットはなくなっていると思われる。
使用の際にハッタリをかましながら放つ点もそのまま。ただこちらは銃弾ではなく、爆発を伴う砲弾を連射しているので、威力は段違いだろう。まあ、あんまり出番はないんだけど。




フランキーファイヤーボール

【技の概要】
新世界編から登場した技で、口から吐き出した火の玉で攻撃する〝フレッシュファイア〟の強化版のような技。
魚人島でのイカロスとの戦いで初使用したが、炎を恐れるイカロスには回避された。その際、フランキー将軍に搭乗した状態で、将軍の腹部から火の玉を放つかの様に見せかけて使用していた。
【使用箇所】
65巻 第642話  VS イカロス・ムッヒ
68巻 第677話  パンクハザードにて、ローの指示で軍艦を燃やし、煙で映像電伝虫の情報を遮断する為に使用。
【コメント】





フランキーラディカルビーム

【技の概要】
両手で円を作るように体の前で合わせ、パシフィスタのものに似たレーザービームを放つフランキーの最終兵器。
フランキー曰く、両腕をしっかり決めなければビームは出ないらしい。
魚人島でのイカロスとの戦いで初使用。フランキー将軍の中から身を現すと共に、強力なビームでイカロスを黒コゲにし、勝利した。
【使用箇所】
65巻 第646話  VS イカロス・ムッヒ
67巻 第657話  パンクハザードにて囚われた際、扉を破壊する為に使用。
75巻 第750話  ドレスローザのSMILE工場の扉を破壊する為に使用。
98巻 第989話  VS 四鬼(ナンバーズ)
101巻 第1019話  VS ササキ
105巻 第1065話  VS パシフィスタ(S-シャーク)
108巻 第1092話  VS ボルサリーノ(黄猿)
(ボルサリーノが姿を消した為中断)
109巻 第1104話  VS サターン
【コメント】
本人曰く「最終兵器」にも関わらず、新世界一発目の戦闘で披露してしまうという出し惜しまなさを見せた技。しかしその肩書に違わぬ破壊力はある様で、サンジがいくら蹴ってもビクともしない扉を焼き切る、四皇幹部であるササキへのトドメとなる等、終盤に至るまでフランキーの切り札として活躍している。エッグヘッド編現在に至るまで、フランキーの最強の技と言っても過言ではないだろう。流石に、シーザーをして「ベガパンクのものに似ている」と思わせる技術力はダテではない。




フランキータンク

【技の概要】
両足の脛からキャタピラを出し、正座した状態で移動する技。
パンクハザードにて、囚われた子供達を連れて研究所から脱出する際に使用。しかし海軍とローが陣取る扉から出てしまった為、別の出口を探して引き返すハメになった。
【使用箇所】
67巻 第660話  シーザーの研究所からの脱出時に使用。
【技名が明記されていないため推定の箇所】
72巻 第712話  ドレスローザにて、片足の兵隊と共に花畑へ向かう際に使用。
【コメント】





フランキーヘアサロン

【技の概要】
新世界編から備わった機能であり、鼻を3秒以上長押しする事で、髪型を自在に変更できる。
【使用箇所】
73巻 第731話  ドレスローザにて、SOP作戦の決行時に使用。
【技名が明記されていないため推定の箇所】
61巻 第600話  シャボンディ諸島でのウソップ達との再会時に使用。 
【コメント】
この機能をユニークに見せる為に丸坊主で登場したんだと思うが、そのせいでゲーム等でのデフォルト衣装が概ねボウズで固定されてしまった。自慢のリーゼントが……。




フランキーサウスランドスープレックス

【技の概要】
正面から抱き着く様な形で敵の身体を掴み、そのまま後方へと倒れ込みながら投げる、プロレスのスープレックスを元にした技。
ドレスローザのSMILE工場にて初使用。工場長キュイーンの身体に抱き着き、そのまま後ろに投げる事で追って来るセニョール・ピンクと頭同士を衝突させた。
【使用箇所】
76巻 第755話  VS キュイーン、ピンク
【コメント】





ニップルライト・スペシャル
乳首ライト・スペシャル

【技の概要】
〝フランキーニップルライト〟の強化版で、更に強力な光を放つ技だと思われる。
ドレスローザのSMILE工場にて、セニョール・ピンクの〝おむつ爆弾〟と打ち合いになった。詳細なシーンが描かれていないので、どういった技かは不明。
【使用箇所】
76巻 第755話  VS セニョール・ピンク
【コメント】
セニョール・ピンクとの戦闘中に使われたが、描写が省略されている為なんの役に立ったのかは不明。
目暗まし用の技なのかもしれないが、ピンクはサングラスをしているため、その用途でもあまり意味がない。飛んで来ている爆弾はどうにかしなきゃいけないだろうし、案外ラディカルビームの簡易版みたいな、攻撃性能のあるビームなのかも……?




フランキーアイアンボクシング
フランキーアイアンBOXING

【技の概要】
新世界編にて登場した、鋼鉄の拳を無数に叩き込んで攻撃する〝フランキーBOXING〟の強化版のような技。
ドレスローザでのセニョール・ピンクとの戦いで使用。事前の約束通り、ピンクの〝ニャンニャンスープレックスベビーバスター〟を真っ向から受け切り、そのまま渾身の攻撃を叩き込んで男の勝負を制した。
【使用箇所】
77巻 第775話  VS セニョール・ピンク
【コメント】





フラのすけアイアンスープレックス
フラの介アイアンスープレックス

【技の概要】
敵を背中から抱え、高所から飛び降りる事で相手の脳天を地面に叩き付ける技。
ワノ国の花の都にて、サンジのそば屋にみかじめを取りに来た狂死郎一家との戦いで使用し、スケさんの頭を地面にめり込ませた。
94巻現在、ワノ国編において「フラの介」を名乗っている時にのみ使用されているため、正式な技名ではないと思われる。
【使用箇所】
92巻 第927話  VS スケさん
【コメント】





ストロングインパクトライト
ストロング衝撃右

【技の概要】
〝ストロング右〟の強化版と思われる技。
エッグヘッドでのマーズとの戦いで使用。不死身の身体を持つマーズを遠方に吹き飛ばす為、〝ゴムゴムの白い風船〟で膨らんだルフィを後ろから殴りつけた。
【使用箇所】
110巻 第1119話  VS マーズ
【コメント】
同時に攻撃したサンジ、ボニーの攻撃ともどもルフィに打撃が効いているが、フランキーは覇気が使えない。技名からしても、空島の『衝撃貝』を拳に仕込んで放つ攻撃じゃないかと思われる。アレならゴム人間にも効くしね。
強化版の技を隠し持っていたという事は、同じエッグヘッド編で通常の〝ストロング右〟で倒されたレッドキング中将は、相当な見くびられ方をした挙句に散っていったと言う事だ。合掌。






ろくおくベル・ジャク・ポット
6億B・JACK・POT

【技の概要】
ルフィ、ゾロ、サンジ、ロビン、フランキーの5人が一斉に技を放ち、周囲の敵を一掃する連携技。 
スリラーバーク編で使用し、大量のゾンビ達を一掃した。
【使用箇所】
46巻 第448話  VS 兵士ゾンビ(スリラーバーク編)
【コメント】





パイレーツドッキングシックス ビッグエンペラー
パイレーツドッキング6 ビッグ皇帝

【技の概要】
麦わらの一味の身体をドッキングさせる事で誕生する、巨大ロボ戦士。実際にはただの組体操。
スリラーバークでのオーズとの戦いで使用。チョッパーが頭部、フランキーが胴体、ウソップが右腕、ゾロが右足、サンジが左足を担当するが、左腕(レフトアーム)を担当するロビンが合体を拒否したため、原作中では完成しなかった。
【使用箇所】
49巻 第472話  VS オーズ
【コメント】
麦わらの一味に数ある連携技の中でも、トップクラスの人数を要する技。その中核を担うのがフランキーである。果たしてこれが何の役に立つのかは誰にも分からないミステリーゾーン。
今ならブルックもいるので完成自体は出来そうだし、なんとなく、最近のロビンだったらノってくれそうな気がしないでもない。が、改造により巨大化したフランキーの身体を支えなきゃいけない両足担当が拷問。




フランキースカイウオーク
フランキー〝空中散歩〟

【技の概要】
チョッパーが運ぶ材料をフランキーが高速で組み立て、空中へと延びる階段を即興で作る連携技。巨大な敵や高所への足掛かりとする為に使われるが、即興工事のため寿命は短い。
オーズとの戦いで使用し、頭部へと接近し〝フラッパーゴング〟に繋げた。
【使用箇所】
49巻 第472話  VS オーズ
【コメント】
技名の読みがサンジの〝空中歩行〟と丸っきり被ってしまった技。1回限りしか使われていないし、たぶん尾田さんも忘れてると思う。




フラッパーゴング

【技の概要】
チョッパーの〝重量ゴング〟とフランキーの〝ストロングハンマー〟を同時に敵に叩き込む連携技。
スリラーバークにて、オーズを投げ飛ばす為の作戦時に使用。『フランキー〝空中散歩〟』で頭部付近へと接近し、2人分の重い打撃をアゴに叩き込む事で脳を揺らし、体勢を崩させた。
【使用箇所】
49巻 第472話  VS オーズ
【コメント】





ニー・クラッシュ

【技の概要】
ゾロとフランキーが協力し、巨大な敵の膝裏を同時に攻撃する事で態勢を崩させる連携技。 
スリラーバークでのオーズ戦で初使用。ウソップとチョッパーがオーズの気を引いた所を背後から攻撃し、膝を着かせた。
【使用箇所】
49巻 第473話  VS オーズ
【コメント】





スーパーサイズひのとりぼし
スーパーサイズ火の鳥星

【技の概要】
ウソップが放つ『特用油星』に、フランキーの『フレッシュファイア』を引火させる事で、巨大な火の鳥を生み出し敵を焼き払う連携技。
スリラーバークでのオーズとの戦いで使用し、熱さによってオーズを怯ませた。
【使用箇所】
49巻 第475話  VS オーズ
【コメント】





てつじんすいせい
鉄人彗星

【技の概要】
物と物の間に張ったゴムで物体を飛ばすウソップの新兵器『クワガタ』により、敵に向けてフランキーを飛ばす連携技。
スリラーバークでのオーズとの戦いで使用。オーズの体内に潜むモリアに接近し、『迫撃砲』を撃ち込んだが、ルフィの身のこなしを得たオーズの動きによって回避された。
【使用箇所】
49巻 第475話  VS モリア
【コメント】









フランキーしょうぐん
フランキー将軍

【技の概要】
サニー号の『ソルジャードックシステム』の1つである『クロサイFR-U4号』と『ブラキオタンク5号』を合体
ドッキング
させる事で誕生する巨大ロボで、『鉄の海賊
アイアンパイレーツ
』とも呼ばれる。
形状記憶合金『ワポメタル』の導入により、ベガパンクの昔の夢を実現させたもの。 
略奪者の剣と呼ばれる『フラン剣』など、多数の兵装を持つ。
初登場は魚人島で、新魚人海賊団やイカロスとの戦いに使用された。
【使用箇所】
64巻 第636話  VS イカロス・ムッヒ
      新魚人海賊団
70巻 第692話  VS バッファロー
      ベビー5
98巻 第989話  VS ササキ
     百獣海賊団
【コメント】
若かりし日のベガパンクが思い描きながら、技術が追い付かず実現できなかった巨大メカ。現在ではベガフォース01の様にフランキー将軍以上のサイズを持つロボも存在しているが、コレを完成させるに一役買ったワポルの功績も見逃せない。
フランキーの切り札的存在にも見えるが、ハッキリ言うとこのフランキー将軍、戦績があまり芳しくない。こいつの攻撃によって倒せた幹部クラスのキャラが1人も存在しないのだ。魚人島では鳴り物入りの登場を果たしながら、イカロスへのトドメはフランキー本人の〝ラディカルビーム〟に譲ってしまった。幸先の悪いスタートを切ったのが良くなかったのか、およそ最強技と思われる〝将軍砲〟を放って尚、ベビー5とバッファローすら倒し切れないという攻撃力の低さは流石に頼りない。(これは2人の執念の方をむしろ褒めるべきかもしれないが)
百獣海賊団との大一番でも、トドメはやはりフランキー本人に持って行かれる等、「フランキー自身で戦った方が強いんじゃ?」と思える功績しか残せていない現状。フランキー将軍が大活躍を果たす日は訪れるんだろうか。




ジェネラルあしもとデンジャラス
将軍足元危険

【技の概要】
『フラン剣』を用いて、相手の足元を狙った下段斬りを繰り出す技。
魚人島での、新魚人海賊団との戦いで使用。相手からは「セコいが危険」と称されており、また下段攻めで相手の跳躍を誘う事で、空中の敵を〝フランキー大砲〟で狙い撃つという連携も見せた。
【使用箇所】
64巻 第636話  VS 新魚人海賊団
【コメント】
わざわざ合体式の巨大ロボという大層なモノを用意しといて、繰り出すのが下段攻めというしょうもなさは嫌いじゃない。
セコい技ではあるが、ゲーム『海賊無双』シリーズでは、この技で回転斬りを浴びせた上で後述の〝将軍おもみ〟で押し潰すという一連の攻撃に「フランキー将軍」の技名がつけられており、まるで将軍の代表技の様な扱いを受けている。




ジェネラルおもみ
将軍おもみ

【技の概要】
フランキー将軍が前方へと倒れ込み、その巨体によって敵を押し潰す技。
魚人島での新魚人海賊団との戦いで使用。
【使用箇所】
64巻 第636話  VS 新魚人海賊団
【コメント】
フランキー将軍の全長は13メートルなので、ちょっとした巨人族にのしかかられたぐらいの重量はありそう。それなりの威力はあるだろうが、そんな事よりもあの細い足では一度倒れたらそうそう起き上がれないんじゃないかと要らん心配をしてしまう。




ジェネラル・レフト
将軍の左

【技の概要】
フランキー将軍の左手の指に仕込まれた銃口から、銃弾の乱射を浴びせる技。
パンクハザードでのバッファローとベビー5との戦いで初使用。上空を飛んでくるバッファローを出会い頭に撃ち落とした。
【使用箇所】
70巻 第693話  VS バッファロー
      ベビー5
99巻 第1004話  VS ササキ
【コメント】
要は将軍版〝ウエポンズ左〟(ビーンズ左)。サイズがデカいだけあって威力は高い様で、一発一発が砲弾の様な爆発を起こす。……わざわざ本体が出て来て撃つ〝フランキー大砲〟より、こっちの方が強かったのでは。




ジェネラルだいじょうぶ
将軍大丈夫

【技の概要】
マシンガンを喰らっても傷ひとつ付かない程の装甲により、相手の攻撃を無力化する。
パンクハザードにて、ベビー5からの砲撃を受け止める際に使用された。
【使用箇所】
70巻 第693話  VS ベビー5
【コメント】
技と言うかただのセリフな気もするけど、わざわざ〝〟でくくられていたので一応技って事にしておく。
字面で見るとアホっぽいが、「大丈夫」という言葉は元々、強く立派な男性を指す「丈夫」という言葉に「大」をつけたものが由来だそうなので、「強く安心できる将軍」という意味で認識しておくとそれっぽいかも。




ジェネラル・シールド
将軍の盾

【技の概要】
肩に取り付けられた盾パーツを取り外し、腕にはめる事で敵の攻撃を防ぐ技。
ただし盾は腕の太さよりも小さい上、攻撃に対し装着が遅れる事もあるため、防御にはほとんど役に立ってくれない。
パンクハザードにて、ベビー5の砲撃を防ぐ為に初使用。実際には〝将軍大丈夫〟により無傷だった上、攻撃が止んでから盾を装備した為、何の意味も為さなかった。
【使用箇所】
70巻 第693話  VS ベビー5
101巻 第1019話  VS ササキ
【コメント】
〝ホシ・シールド〟のフランキー将軍ver.の様な技。盾を広げる事で防御範囲を大きくする事が可能だった向こうに比べ、こちらは腕の太さよりも小さな盾を装備する事しかできない。劣化しとるやんけ!
一応ササキ戦では〝弾丸ケラトプス〟を防御するのに使われた。が、結局は盾ごと肩のランチャーを砕かれ暴発してしまったので、やはりイマイチ防御性能には優れていない様子。まあ、真正面から胴体に喰らうよりはマシか。




ジェネラル・シールド ブーメラン
将軍の盾 ブーメラン

【技の概要】
『将軍の盾』をヤケクソ気味に投擲して攻撃する技。
パンクハザードにてベビー5に対して使用したが、〝剣女〟の斬撃により真っ二つにされた。
【使用箇所】
70巻 第693話  VS バッファロー
      ベビー5
【コメント】





ジェネラル・キャノン
将軍砲

【技の概要】
〝ラディカルビーム〟同様に両腕を正面で合わせた構えから、強力な空気砲を発射する技。「陸を行く出張版『ガオン砲』」と称される。
パンクハザードにて初使用。フランキー将軍の装甲を貫く攻撃力を見せたベビー5とバッファローに対し、最強秘密兵器としての力を見せつけた。しかし2人が任務遂行への執念から満身創痍ながらも立ち上がって見せた為、トドメには至らなかった。
【使用箇所】
70巻 第695話  VS バッファロー
      ベビー5
101巻 第1019話  VS ササキ
【コメント】
フランキーの最強クラスの技という立ち位置にはあるが、地味に2度の使用機会でどちらもトドメの一撃となれていない。ササキ相手ではともかく、キュロスにグキッと捻られるだけでKOされてしまったバッファローぐらいは倒して欲しかった気もする。まあ、ここは2人の若に対する忠誠心を褒めるべきか。
「出張版ガオン砲」というだけあって、サニー号に搭載されたガオン砲とシステムは一緒なんだろう。しかしあちらがその風圧で船体が吹き飛ばないよう、後方にも衝撃を放つ事で自身を安定させていたのに対して、将軍砲の場合は前方にしか空気弾を放っていない。フランキー将軍の機体がサニー号以上の安定感を持っているならアレだが、やはり出張版というだけあって、威力も機体に負荷がかからない程度に調整されているのかもしれない。
とはいえ、仮にも四皇幹部に「自爆上等」と覚悟を決めさせる程度のダメージは与えているので、決して弱いわけじゃないんだろう。基本的に1戦に1発が限度だろうし、消耗に見合った威力かと言うと微妙ではあるが……。




ジェネラルランチャー
将軍ランチャー

【技の概要】
肩に取り付けられた『将軍の盾』を取り外し、中に仕込まれた砲口から爆撃を浴びせる技。
鬼ヶ島でのササキとの戦いで使用し、周囲の装甲部隊を蹴散らした。
【使用箇所】
99巻 第998話  VS 装甲部隊(百獣海賊団/鬼ヶ島)
【コメント】
魚人島の頃は「肩から飛び出す大砲」とうそぶいて中の本体が攻撃していたが、実際にフランキー将軍の方にも肩の大砲はあった事が判明。温存する程の兵器とも思えないので、たぶん航海の途中で新規に搭載した装備なんじゃないかと思う。




しょうりのブイフラッシュ
勝利のVフラッシュ

【技の概要】
『フラン剣』によるV字型の斬撃を食らわせる技。「飛ぶ斬撃」として放つ事も可能。
鬼ヶ島でのササキとの戦いで初使用。お玉の能力により部下の装甲部隊が寝返った事に気を取られた隙を突き、斬撃を浴びせてダメージを与えた。
【使用箇所】
99巻 第1004話  VS ササキ
101巻 第1019話  VS ササキ
【コメント】
フランキー当人曰く、「剣はそんなに得意じゃ……!!」らしい(1019話)。なのに威力は飛び六胞にキズを負わせるレベルだし、しれっと飛ぶ斬撃も会得している。……初期のゾロとかが知ったら泣くぞ。攻撃の際はフラン剣が発光しているし、斬撃に見せかけてビームでも放ってるのかしら……?
ロボットが剣を扱うのは人間が同じ事をするよりも難しいと思うので、これである程度ササキと渡り合えていたフランキーの操作技術を褒めたい。




ジェネラルスープレックス
将軍スープレックス

【技の概要】
〝フランキーサウスランドスープレックス〟をフランキー将軍の状態で繰り出す技。敵の身体を正面から取り押さえ、後方に倒れ込みながら頭を地面に叩きつけて攻撃する。
鬼ヶ島でのササキとの戦いにて、〝弾丸ケラトプス〟で飛んできたササキへのカウンターとして使用した。
【使用箇所】
101巻 第1019話  VS ササキ
【コメント】