【ジンベエ】



戦闘スタイル:魚人空手/魚人柔術/打撃/狙撃/覇気
年齢:46歳
身長:301cm

元王下七武海の一員で、現麦わらの一味の操舵手。ジンベエザメの魚人であり、人間の10倍とされる腕力に加え、魚人空手の技を駆使した肉弾戦を得意とする。強力な武装色の覇気の使い手で、魚人の武術を駆使した攻撃力は勿論、六式の一つ〝鉄塊〟に比肩する武装硬化の防御力や、フーズ・フーの〝牙銃〟の連打を事もなく回避する俊敏さなど、隙のない戦闘能力を誇る。インペルダウンでルフィに救出された際は「陸上ではあまり力になれない」と自称しており、水中でのみ使用可能な技を多数持つなど魚人の能力を活かした海戦でこそ真価を発揮するが、実際には陸上戦でも並の実力者では太刀打ちできない程の力量を持つ。





ぎょじんからて
魚人空手

【技の概要】
主に魚人族が使用する、打撃技や体内の水を撃ち出す攻撃を得意とする拳法。ただし魚人族でなければ使えないわけではなく、これを会得し使いこなす人間も存在する。
「辺り一面の“水”の制圧」を真髄としており、大気中の水から敵の体内の水へと拳の衝撃を伝える事で、距離の離れた相手や本来打撃の通用しない相手にもダメージを与える事ができる。また、技によっては水中で使用した場合に威力が倍増するという特徴を持つものもある。
【出典】 (一部抜粋)
・55巻 第541話  VS 獄卒(インペルダウン)
・64巻 第629話  VS ルフィ
・『ONE PIECE YELOW』 265P
【コメント】





ぎょじんじゅうじゅつ
魚人柔術

【技の概要】
主に魚人達が使用する拳法の1つ。
正拳や掌底などの打撃技を基本とした〝魚人空手〟とは異なり、相手の攻撃をいなす様な投げ技を主体とする。また本来なら形を持たない“水”を掴み、投擲する事を目的とした技を繰り出す事もできる。
【出典】 (一部抜粋)
・56巻 第564話  VS 海兵(インペルダウン)
【コメント】





ぎょじんからて からくさがわらせいけん
魚人空手 唐草瓦正拳

【技の概要】
相手から離れた位置で正拳突きを繰り出し、空気中の水分からその衝撃を伝える事で、周辺の敵全体を触れずして吹き飛ばす技。
インペルダウンにて、ルフィにより独房から解放されて初めての戦いで披露。ルフィ、クロコダイルとの共闘により、LEVEL4に待ち構える獄卒達を薙ぎ払った。
【使用箇所】
55巻 第541話  VS 獄卒(インペルダウン)
101巻 第1017話  VS フーズ・フー
【コメント】
拳圧によって触れずして敵を殴り飛ばすという技は他の漫画にもよく見られるが、これは空気中の水分を伝う衝撃によって敵を吹き飛ばすというもの。魚人空手の基本的な攻撃手段であり、同様の特徴を持つ技は他にも見られるが、こちらは原作版をよく見ると自身の斜め後ろに構えている獄卒まで一緒に吹き飛ばしている。少なく見ても拳を中心に300度ぐらいの範囲をカバーできる様で、集団戦での制圧力にかけては魚人空手の技でも随一かもしれない。
なおインペルダウン編でのこの技は、アニメ版で見ると尺伸ばしの宿命からか、拳を突き出してから実際に効力が現れるまでが只事ではなく長い。あれじゃ狙い撃ちにされるのが関の山だ。




ぎょじんからて ごせんまいがわらせいけん
魚人空手 五千枚瓦正拳

【技の概要】
魚人空手の技の1つで、五千枚の瓦を一撃で叩き割る威力を持つと思われる正拳突き。
インペルダウンでの獄卒獣達との戦いで初使用。ルフィ、クロコダイルとの同時攻撃により、それぞれ1体ずつの獄卒獣を一撃で気絶させた。
この際のミノリノケロスに対する使用時には、敵を上方向へと跳ね上げる拳打として使用されている。
【使用箇所】
56巻 第542話  VS ミノリノケロス
85巻 第851話  VS オペラ
86巻 第865話  VS カタクリ
【コメント】
魚人空手の師範であるハックですら「四千枚瓦」止まりなので、この時点でジンベエが魚人空手の腕前だけでも別格なのが分かる。
「正拳突き」といえば基本的には手の甲を上に向けた拳を突き出す殴打技だが、インペルダウンで使用した時は構えが思いっきりアッパーカットになっている。もはや正拳でも何でもなく見えるが、ルフィとクロコダイルが上に打ち上げてるのに自分だけ正面に吹っ飛ばすのも締まらないと思い、気を利かせたんだと思う。空気の読める親分さん。




ぎょじんじゅうじゅつ みずごころ
魚人柔術 水心

【技の概要】
魚人柔術の技の1つで、実体を持たない水を掴み、自在に形状を操る事を可能とする技。
インペルダウンから脱出する為の軍艦を奪う際に初使用し、〝海流一本背負い〟へと派生させた。
【使用箇所】
56巻 第546話  VS 海兵(インペルダウン)
【コメント】
名前自体はあまり出てこないが、派生技である〝海流一本背負い〟の汎用性が高い為、影での貢献度が高い技。「水を掴む技術」自体は魚人柔術のものの様だが、魚人空手の方にも〝槍波〟のように、水に特定の形を持たせて放つ技は存在している。この事からも、魚人空手と柔術はまったく別の武術というより、戦いの目的や手段によって枝分かれして発展して行った派生形なんだと思う。




ぎょじんじゅうじゅつ かいりゅういっぽんぜおい
魚人柔術 海流一本背負い

【技の概要】
海中で〝水心〟によって掴んだ海水を、水柱の様に投擲する技。水分や海水に弱い相手に対し有効な他、水柱の上に乗せた船や人を遠方へと運ぶためにも使用される。
インペルダウンから脱出するための軍艦を奪う作戦時に初使用。クロコダイル、ダズ、バギーの3人を乗せたイカダを軍艦の上へと飛ばした。
トットランドでのお茶会にて紅茶を投擲した際は、漢字表記が〝紅茶一本背負い〟となっていた(読み方は元と同様)。
【使用箇所】
56巻 第546話  インペルダウンにて、クロコダイル達を軍艦の上に飛ばす際に使用。
56巻 第547話  VS 海兵(インペルダウン)
89巻 第890話  VS リンリン、プロメテウス
103巻 第1046話  雷ぞうが出したゾウの水の軌道を変え、鬼ヶ島の火災を消火する為に使用。
【『紅茶一本背負い』として使用した箇所】
86巻 第863話  VS カタクリ
【技名が明記されていないため推定の箇所】
57巻 第558話  VS ゾンビ兵(マリンフォード)
58巻 第565話  マリンフォードにて、ルフィを包囲壁の向こうへと飛ばす為に使用。
【コメント】





ぎょじんからて やりなみ
魚人空手 槍波

【技の概要】
水中へと潜り、棒状の水を投擲する事で遠距離の相手を攻撃する技。
インペルダウンから脱出する為の軍艦を奪う際、応戦してくる海兵を相手に初使用。大砲を構えた海兵達を吹き飛ばしたが、同時に自分達が使う筈の船も傷つけてしまった。
【使用箇所】
56巻 第546話  VS 海兵(インペルダウン)
97巻 第976話  VS 百獣海賊団(ワノ国 海上)
【コメント】
水中から水を飛ばすだけというシンプルな技だが、使う度に巨大な船を思いっきり貫く威力を見せているので、強さ自体は中々のものだと思う。が、ONEPIECEは気を抜くとすぐ地上で戦っている海賊マンガなので、あまり活躍は多くない。同じような立場の〝海流一本背負い〟は結構使ってるのにね。




ぎょじんからて さめはだしょうてい
魚人空手 鮫肌掌底

【技の概要】
魚人空手による掌底技の1つ。
マリンフォードでのモリアとの戦いで使用し、モリアの巨大なハサミによる攻撃を掌底で受け止めた。
【使用箇所】
57巻 第559話  VS モリア
【コメント】
劇中では受けの技として使用しているので魚人柔術っぽい印象があるが、くくりとしては魚人空手らしい。まあ掌底技なんだからそりゃそうか。
原作では小さなコマで1回出てきただけの地味技だが、ゲーム版では原作の描かれ方を踏襲し、ガードと反撃を同時に繰り出すカウンター技の様な出番が多い。




ぎょじんからて さめがわらせいけん
魚人空手 鮫瓦正拳

【技の概要】
魚人空手による正拳突きの1つ。
マリンフォードでのモリアとの戦いで初使用。相手の懐に飛び込みながら勢いを付けた正拳突きとして使用し、モリアに痛手を与えた。
魚人島でのルフィとの戦いでは、魚人空手の特徴である周囲の水の制圧により、距離の離れた敵を攻撃する技となっていた。
【使用箇所】
57巻 第559話  VS モリア
64巻 第629話  VS ルフィ
98巻 第993話  VS ブリスコラ
【コメント】
モリア戦では直接攻撃、ルフィ戦では遠距離攻撃と、2度の使用機会でまったく別の技として描かれている。ルフィ戦時の解説によれば、「大気中の水分に衝撃を伝えて攻撃する」という手段は魚人空手そのものの特性らしいので、この技の本来の形というよりは応用した使い方なんだろう。その気になれば、魚人空手に分類されるほとんどの打撃技でこの衝撃を用いた攻撃は可能なんだと思われる。
……そうなって来ると、魚人空手に数多ある正拳突き系の技の区別がまったく付かなくなって来るな……というかそもそも何よ、「鮫瓦」って。




うちみず
撃水

【技の概要】
魚人空手の技の1つで、手の平から絞り出した水滴を弾丸の様に放つ狙撃技。
生まれながらにして人間の10倍の腕力を持つ魚人族ならではの技であり、投げつけた水滴は散弾銃の弾丸の様な威力を誇る。
魚人島のギョンコルド広場にて、しらほしを狙ったホーディの〝撃水〟を打ち落とす為に初使用。エネルギー・ステロイドの力で覚醒したホーディに対し、まったく同じ技で応戦する事で力の差を見せつけた。
【使用箇所】
64巻 第635話  しらほしに向けて放たれたホーディの〝撃水〟を打ち落とす為に使用。
101巻 第1018話  VS フーズ・フー
【コメント】
何気に技名の宣言時に「魚人空手」と明言された事はないと思うが、同じ〝撃水〟同士で相殺させたジンベエが「ヒヨッ子の魚人空手」と称しているので、魚人空手の技なんだと思う。
特に魚人空手の使い手という設定のないアーロンが放った水滴ですら、ゾロやサンジに大ダメージを与える威力だったので、達人が放つものともなれば並の兵器を越えた性能を持っている事だろう。改めて並べてみると、〝五千枚瓦正拳〟などによる接近戦、〝唐草瓦正拳〟による範囲攻撃、そして〝撃水〟の遠距離攻撃と、魚人空手の技構成は中々に隙がない。肉弾戦だけでこれだけ戦える武術が浸透してるんだから、そりゃ剣術なんて流行らないワケだ。(魚人島最強の剣士が「アレ」なので……)




ななせんまいがわらまわしげり
七千枚瓦回し蹴り

【技の概要】
七千枚の瓦を一撃で割る威力を持つと思われる回し蹴り。明言はされていないが、魚人空手の技の1つであると思われる。
魚人島でのワダツミとの戦いで使用。エネルギー・ステロイドによって強化されたワダツミの巨大な拳を、蹴りの一撃で弾き返して見せた。
【使用箇所】
65巻 第639話  VS ワダツミ
【コメント】
原作中では魚人空手と明言されていないが、ゲーム『超グランドバトルX』での名称は〝魚人空手 七千枚瓦回し蹴り〟となっている。




ぎょじんからて「おうぎ」 ぶらいかん
魚人空手「奥義」 武頼貫

【技の概要】
魚人空手の奥義とされる技。
手の平から絞り出した水を拳に纏い、敵を殴りつけると同時に纏った水を体内に伝え、敵の背面まで突き抜けさせる技。劇中では、自分よりも遥かに巨大な体格を持つ相手に使用される事が多い。
魚人島でのワダツミとの戦いで初使用。口車に乗って大きく膨らんだワダツミを下方から殴りつけ、漏れ出た空気によって上空へと吹き飛ばした。
【使用箇所】
65巻 第646話  VS ワダツミ
89巻 第890話  VS リンリン
【コメント】
劇中ではワダツミにリンリンと、体格で勝る巨大な相手に対してのみ使用されている。魚人空手の真髄が「拳の衝撃を体内の水分へと伝える事」であるのを考えると、その奥義となるこの技は体積が大きい、つまりそれだけ体内に多くの水を含む相手に放ってこそ真価を発揮できる技なんじゃないかと思う。




やりなみ「むらさめ」
槍波「群雨」

【技の概要】
魚人空手の技の1つで、水中から多数の〝槍波〟を連続で放つ技。
ホールケーキアイランドの誘惑の森にて、食いわずらいのリンリンとの戦闘時に使用。実体を持たず覇気攻撃が通用しないプロメテウスに放ち、弱点である水の力でダメージを与えた。
【使用箇所】
87巻 第875話  VS プロメテウス
【コメント】
こちらは魚人空手の技だが、魚人柔術の方にもサメの形をした水を連続で射出する〝群鮫〟という読み方が同じ技がある。「水を飛ばして攻撃する」という意味では似た様な技ではあるが、水を「掴んでから投げる」のが魚人柔術で、掌底の勢いで弾き出す様に水を放つのが魚人空手なのかもしれない。




かいらぎ
梅花皮

【技の概要】
武装色の覇気を纏った腕を十字に組み、敵の攻撃を受け止める防御技。
トットランドの海上にて、リンリンとの戦いで初使用。燃える巨剣から放たれる〝破々刃〟の斬撃を受け止めたが、そのまま腕力で吹き飛ばされた。
【使用箇所】
89巻 第890話  VS リンリン
【コメント】
技名に〝魚人空手〟等の枕詞がつかなかったので、どの拳法に分類されるのかハッキリしない技。ジンベエのオリジナルなんだろうか。
フーズ・フーとの戦いで、ジンベエの武装硬化は〝鉄塊〟に相当するレベルの硬度を持つ事が分かっているので、この技の防御力も相当だと思う。が、ひとつの技としては正直地味。両腕とも防御に回しちゃってるので反撃も取りづらそうだし。




ぎょじんじゅうじゅつ うずしおいっぽんぜおい
魚人柔術 渦潮一本背負い

【技の概要】
魚人柔術の投げ技の1つ。
敵に飛び掛かりながら片腕を取り、自身の背に敵の身体を乗せるように組み合い、回転させながら投げ飛ばす技。
鬼ヶ島での戦いで、リンリンを相手に使用。フランキーの背後を狙うリンリンを投げ飛ばし、ロビンとの連携によりリンリンを城の外へ転がり落とした。
【使用箇所】
98巻 第989話  VS リンリン
【コメント】





ぎょじんじゅうじゅつ ひきしおいっぽんぜおい
魚人柔術 引潮一本背負い

【技の概要】
魚人柔術の投げ技の1つ。
 「武装色の覇気」を纏った腕で相手の攻撃を受け止めながら、その勢いを利用した一本背負いで相手を背中から地面に叩きつける。
鬼ヶ島でのフーズ・フーとの戦いで初使用。フーズ・フーの〝牙閃〟を受け止め、そのまま牙を掴んで背後に投げ飛ばした。
【使用箇所】
101巻 第1018話  VS フーズ・フー
【コメント】
攻撃を防ぐ際の姿勢が若干〝梅花皮〟に似てる。概要では攻防一体の技として解説したけど、技名を言ってないだけで〝梅花皮〟との組み合わせで出した技なのかもしれない。でないと、ただ防ぐだけで反撃に転じれない梅花皮くんが浮かばれない。




ぎょじんからて ソシャーク
魚人空手 粗鮫

【技の概要】
魚人空手の技の1つで、掴んだ相手や物体を握りつぶす技。
鬼ヶ島編での戦いで初使用し、フーズ・フーの両手をへし折った。
【使用箇所】
101巻 第1018話  VS フーズ・フー
【コメント】
ホーディが使用した際は「魚人空手」と言われていなかったため、その余りに荒々しい性質からしてもホーディ独自の技なのかと思っていたが、正統な魚人空手だったらしい。空手……?
拳法らしくはない技だが、怪物だらけのONEPIECEの世界ではあまり実感しにくい「人の10倍の腕力がある」という魚人族の特性を最も活かした技だろう。覇気で硬化した腕を容易く握りつぶす破壊力は中々のもの。ジンベエは柔術家でもあるので、相手の懐に入って腕や身体を掴む事には長けている筈。もしかしたら下手に投げるより、掴んだ端から潰していった方が効果的なのかもしれない。




ぎょじんからて おうぎ おにがわらせいけん
魚人空手 奥義 鬼瓦正拳

【技の概要】
魚人空手の奥義とされる技の1つ。
覇気を纏った拳で相手に寸止めの正拳突きを放ち、強烈な衝撃波を大気中に伝えて攻撃する。
鬼ヶ島でのフーズ・フーとの戦いで初使用。人獣型となったフーの尻尾を踏みつけ、逃げられなくなった相手に真正面から攻撃を叩き込み、決着の技となった。
【使用箇所】
101巻 第1018話  VS フーズ・フー
【コメント】
武頼貫に続いて出た魚人空手2つ目の奥義。
魚人空手の真髄は、大気中から体内の水へと衝撃を駆け抜けさせる事にある。寸止めの拳で敵に触れずして破壊するこの技も、その真髄を活かした技なんだろう。またもう1つの奥義である武頼貫は、手から絞り出した水分を相手の体内にある水分に伝え、突き抜けさせる事で威力を生み出している様だった。そう考えると、魚人空手の真髄たる「水の制圧」を極めた技にこそ、「奥義」の称号は与えられるのかもしれない。




ぎょじんからて ごせんまいがわらしゅとう
魚人空手 五千枚瓦手刀

【技の概要】
魚人空手の手刀技による攻撃。
エッグヘッドにて、ルッチとの戦いで合流が遅れたゾロを連れ出す為に使用。手刀によって周囲に大規模な土煙を起こし、ルッチの目を欺いた。
【使用箇所】
110巻 第1111話  VS ルッチ
【コメント】
ただの手刀だが、その威力は腕のリーチを遥かに越え、周囲の木々を薙ぎ倒す程。魚人空手、かつリーチの延長と来ると水分を利用した衝撃波と関連付けたくなるが、正直、切れ味の鋭さで触れてない箇所まで切断するぐらいの事はモーガンでもできるので、関係ないかもしれない。




ぎょじんじゅうじゅつ かたぐるま
魚人柔術 肩車

【技の概要】
他者を腕の上に乗せ、そのまま投げ飛ばす事で遠方へと飛ばす連携用の技。
エッグヘッドでのナス寿郎との戦いで初使用。ゾロを投げ飛ばし、その勢いで威力を増した攻撃を繰り出させた。
【使用箇所】
110巻 第1117話  VS ナス寿郎(五老星)
【コメント】
サンジの〝空軍〟系の技の魚人柔術ver.。こういうチーム戦を前提にした技や、〝唐草瓦正拳〟の様な乱戦向きの技がある辺り、魚人の拳法は「武道」というよりも実戦を意識して生まれた側面が強いんだと思う。