【ニコ・ロビン】



戦闘スタイル:悪魔の実/打撃/関節技/魚人空手
年齢:30歳
身長:188㎝

麦わらの一味の考古学者で、『歴史の本文』を解読できるオハラの学者の生き残り。
『ハナハナの実』の能力者で、自身の身体の一部を、別の場所から花の様に咲かせる事ができる。咲かせた腕による関節技や打撃、相手の拘束などを得意とする。
2年の修行を経た新世界編では咲かせる事のできる腕の数が格段に増え、自身の全身を咲かせる事で分身を作る事も可能になった。また革命軍に身を置いた事で、サボやコアラから竜爪拳や魚人空手の手解きを受けている。








フルール
〇輪咲き

【技の概要】
『ハナハナの実』の能力により、他者の身体やその周囲から自らの腕を咲かせ、それを利用した関節技や打撃を繰り出す技。
咲かせた手足と自身の本体は感覚を共有しており、相手の攻撃を受けて傷を負ったり海中に手足を咲かせた場合、その影響はそのまま本体にも伝わってしまう。

名前の『〇』の部分には咲かせた腕の本数が入り、その数字に応じて読み方も変わる。
原作では、多数の敵に対し同時に技を繰り出した場合、全体に対して生やした腕の合計本数で名前が決まる。(アニメなどでは例外あり)
【使用箇所】※特定の技へ派生させた箇所は除く
●三輪咲き(トレスフルール)
19巻 第170話  VS ペル
●五輪咲き(シンコフルール)
27巻 第255話  ノラ(ウワバミ)の攻撃から逃れる為に使用。
●六輪咲き(セイスフルール)
26巻 第237話  空島の白海から落下したウソップを引き上げるために使用した。
●十輪咲き(ディエスフルール)
76巻 第756話  VS グラディウス
●十二輪咲き(ドーセフルール)
48巻 第468話  VS ジゴロウ
48巻 第469話  VS シンドリー
●十六輪咲き(ディエシセイスフルール)
21巻 第192話  VS 国王軍(アラバスタ編)
●二十輪咲き(ベインテフルール)
52巻 第511話  シャボンディ諸島にて、ボルサリーノに狙われたゾロを移動させる際に使用した。
【コメント】
これ自体を技というのかは微妙な所だが、〝クラッチ〟の様に特定の動作に派生させずに攻撃を行う場合、この〝〇〇フルール〟のみが技名になる。
「フルール」はフランス語で「花」の意味で、頭に入る数字はスペイン語読みなので、1つの技名の中で多言語化している。




シエンフルール
百花繚乱

【技の概要】
100本の腕を同時に咲かせる技の名称。
空島でのヤマとの戦いで初使用し、〝大飛燕草〟での攻撃に繋げた。
【使用箇所】
 原作中では『大飛燕草』などの技へ派生するシーンでのみ使用。
【コメント】
原作中では基本的に他の大技へと派生させる使い方しかされないが、映画『呪われた聖剣』と同時上映で行われた『めざせ!海賊野球王』ではこれ単体で使用され、アーロンの強烈な打球にグローブを弾かれながらも、100の腕を用いて見事捕球する事に成功している。
2年前時点では恐らくこれがロビンの能力の限界本数だったと思うが、映画『デッドエンドの冒険』では〝多輪咲き(グラン・フルール)〟という、無数の腕を束ねて一本の巨大な腕を作る、今で言う〝巨大樹〟の様な技を使っており、お株を奪われてしまった。
初期の劇場版は監修が入ってない分、このテの無茶な技も度々登場するので、それもまた一興。




マーノ
〇本樹

【技の概要】
能力によって咲かせた多数の腕を樹木の様に束ね、巨大な1本の腕として扱い攻撃する。
『〇』の部分には使用した腕の束の数が入る。
単独の技としては、パンクハザードにて使用。薬物の禁断症状で暴れ出した子供達を取り押さえ、チョッパーに鎮静剤を打たせた。
【使用箇所】※特定の技へ派生させた箇所は除く
●百花繚乱 二本樹(シエンフルール ドス・マーノ)
69巻 第688話  VS パンクハザードの子供
【コメント】





ミル・フルール
千紫万紅

【技の概要】
新世界編から登場。『百花繚乱』を越える無数の腕や足を咲かせる。
【使用箇所】
 原作中では『巨大樹』などへ派生するシーンでのみ使用。
【コメント】





オッホスフルール
目抜咲き

【技の概要】
他者の身体や壁などに自身の目を咲かせることで、視界の外のものを見る事ができるようにする技。
空島の白海にて、雲から落下したウソップを助ける為に使用。ルフィの伸ばした腕に目を咲かせ、ウソップの位置を確認し〝六輪咲き〟で引き上げた。
【使用箇所】
26巻 第237話  空島にて、白海から落下したウソップの位置を確認するために使用。
【コメント】
絵面は微妙にコワいが、多分かなり有用な技。上記の空島編で、ロビンはルフィの腕と手の平にそれぞれ目を咲かせているので、複数の視点を同時に持つ事もできるんだろう。戦闘において「死角を突かれる」事は致命傷になりかねないので、自身の目で確認できない範囲をカバーできるこの技は戦いを大幅に有利にしてくれる筈だと思う。まあ、あんまりそういう使い方してる所は見た事ないんだけど。




ピエルナフルール
脚場咲き

【技の概要】
壁や人の身体から、自身の足を咲かせる技。
階段状に咲かせる事で壁を登ったり、他者の足裏から足を伸ばしていく事で高所へと持ち上げる為に使用される。
スリラーバークでのホグバックとの戦いにて初使用。ホグバックの身体を掴んだチョッパーを高所へと押し上げ、〝ロビッチョスープレックス〟へと繋げようとした。
その後のオーズ戦では、スリラーバークのマストに交差させた両足を無数に咲かせ、ブルックが駆け上る為の階段とした。
【使用箇所】
48巻 第469話  VS ホグバック
49巻 第480話  VS オーズ
【コメント】
明言されてはいないので記載してないけれど、ドレスローザでひまわり畑への道を作っていたのも多分これ。階段を作れるのは便利だけど、ハナハナの能力はダメージや痛みが本体に返って来るので、1段上るたびに踏んづけられるロビンの足は多分真っ赤っかになってる。




クエルポフルール
体咲き

【技の概要】
新世界編から登場した、自身の上半身を相手の身体などから咲かせる技。
魚人島でのハモンドとの戦いで初使用。分身を囮としてハモンドの〝打瀬網〟を回避し、そのままハモンドの背に身体を咲かせて〝W・クラッチ〟に繋げた。
【使用箇所】
65巻 第643話  VS ハモンド
技名が明記されていないため推定の箇所
72巻 第712話  ドレスローザにて、ローへの現状報告の際に使用。
【コメント】
分身体を作り出す技と同一なのかもしれないが、〝体咲き〟の技名が使われた箇所では上半身しか咲かせていないので、一応別物としてカウント。




ギガントフルール
巨人咲き

【技の概要】
咲かせた身体のパーツを集合させ、自身の背後に巨大な上半身の分身を出現させる技。
自分よりも遥かに大きな相手にも対応できるが、ダメージが本体に返って来る特徴は変わらないため、狙われると巨大化した分マトを広げる弱点にもなる。
鬼ヶ島でのブラックマリアとの戦いで初使用。〝海竜花〟などの技で体格に勝るブラックマリアを相手に渡り合ったが、同時に体力の消耗や攻撃が当たりやすくなるなど、弱点も指摘されている。
【使用箇所】
101巻 第1020話  VS ブラックマリア
105巻 第1065話  VS パシフィスタ(S-シャーク)
【コメント】
等身大の分身を出す時と違って謎に全裸だが、これは101巻SBS曰く、巨大な分身を出すにあたって自身の身体で衣服まで作る労力の問題だそう。確かにブラックマリアからは体力の消耗を指摘されていたし、これだけの大技を繰り出す時になりふり構っていられないという都合もあるんだろう。だったらまず身体の形とか忠実に再現しとく必要ないんじゃないかって気もするが……まあ……そこはロビンにも譲れない美意識のラインとかあるんだろう……たぶん。胸じゃなくてたまねぎらしいしアレ……(102巻SBSより)。




デモニオフルール
悪魔咲き

【技の概要】
翼やツノを持った、黒く巨大な悪魔へと姿を変える技。
体力の消耗が激しいのか、鬼ヶ島編では使用後に立っていられない程の疲労状態となっていた。またTVアニメ版では、体色が黒ではなく赤となっている。
鬼ヶ島でのブラックマリアとの戦いで初使用し、〝大渦潮クラッチ〟により勝利を収めた。
【使用箇所】
101巻 第1021話  VS ブラックマリア
【コメント】
「本物の怪物にだってなりたい」と覚悟を決めたチョッパーに続き、悪魔の子を超えて悪魔そのものと化してしまったロビンの姿。巨大な分身をスタンドの如く呼び出す巨人咲きと違い、ロビン本体の姿が見当たらないが、ハナハナの実に変身能力があるわけではないし、巨大な悪魔の中に本体が格納される形でパーツを咲かせてるんだと思う。
悪魔のディティールはロビン自身の覚悟を表すものであり、黒い身体もヴェルゴの場合とは違い、別に覇気を纏っているわけではないだろう。部分的に白く見える箇所も武装硬化の演出と違って、黒光りというより陰影の加減に見えるし、アニメじゃこれでもかってぐらい真っ赤っ赤だったし。






クラッチ

【技の概要】
相手の身体やその周囲に咲かせた腕を使い、手足や首の関節を固めて背中を後方へとへし折る技。
アラバスタのレインベースにて、ペルを相手に初使用し、首や背を後ろに折って気絶させた。
【使用箇所】
●六輪咲き(セイスフルール)
19巻 第170話  VS ペル
●八輪咲き(オーチョフルール)
39巻 第374話  VS ウソップ(そげキング)
三十輪咲き(トレインタフルール)
34巻 第320話  VS クザン(青キジ)
●二本樹(ドス・マーノ)
51巻 第494話  VS トビウオライダーズ
●四本樹(クロトワマーノ)
49巻 第477話  VS モリア
●本数の宣言なしで使用した箇所
※()内は視認できる範囲での腕の本数
29巻 第265話  VS ヤマ(12本)
44巻 第429話  VS スパンダム(12本)
52巻 第503話  VS 天竜人の護衛(2人同時)
(半身しか見えないが、首と腰に2本ずつ?)
【コメント】





ストラングル

【技の概要】
相手の肩から生やした腕(1人に対し1本ずつ)を使い、ラリアットを決める様にして首の関節をへし折る技。
アラバスタにて、コブラを連れて葬祭殿へと向かっている道中、道を塞ぐ海軍を相手に使用。30人の海兵の首を一気にへし折った。
【使用箇所】
●三十輪咲き(トレインタ・フルール)
22巻 第201話  VS 海兵(アラバスタ編)
【コメント】





ツイスト

【技の概要】
地面や相手の身体から生やした腕を使い、相手の足・身体・首を捉えて捻じ曲げる技。
空島でのサバイバルにて、神兵を相手に初使用。
【使用箇所】
●六輪咲き(セイスフルール)
28巻 第258話  VS 神兵(空島編)
●九輪咲き(ヌエべフルール)
52巻 第505話  VS 海兵(シャボンディ諸島編)
●本数の宣言なしで使用した箇所
※()内は視認できる範囲での腕の本数
47巻 第450話  VS ゾンビ(21本)
【コメント】





カンデュラ
金盞花

【技の概要】
自身の両腕から円状に咲かせた腕を使い、敵の攻撃を受け止める防御技。
空島でのサバイバルにて、神兵長ヤマとの戦いで初使用。ヤマの体当たりを防ごうとしたが、その巨体の重量を喰い止める事はできず、吹き飛ばされた。
【使用箇所】
●二十輪咲き(ペインテフルール)
28巻 第264話  VS ヤマ
49巻 第477話  VS モリア
【コメント】
本体の腕から更に複数の腕を枝分かれする様に咲かせ、盾とする防御技。衝撃は多少なりとも分散されるだろうが、支柱になるのは結局本体の2本の腕になる為、そちらへの負担は決して小さくないと思われる。元々フィジカルが強い方ではない事もあり、ヤマ戦がそうだった様に防御性能としては不完全。せめて〝蜘蛛の華〟の様に、本体以外の部分から腕を咲かせればもう少し負担軽減できそうなんだけども。




ハング

【技の概要】
天井や樹木など、相手の頭上から生やした腕で足を掴み、そのまま壁に向かって叩き付ける技。
空島でのサバイバルにて、神兵長ヤマとの戦いで初使用。〝落下満点〟で空中からの攻撃を仕掛けて来たヤマの足を捕らえ、そのまま木に向かって叩き付けた。
【使用箇所】
●三十輪咲き(トレインタフルール)
29巻 第265話  VS ヤマ
【コメント】





デルフィニウム
大飛燕草

【技の概要】
地面に生やした腕で道を作り、対象の相手を転がして運ぶ技。
空島でのサバイバルにて、神兵長ヤマとの戦いで初使用。ヤマの身体を転がし、崖から突き落とすと同時に〝クラッチ〟をかけ、勝負を決した。
エニエスロビーでは、ルッチとの戦いを終えて身体が動かなくなったルフィを転がし、メリー号の上へと落とす事で救出した。
【使用箇所】
●百花繚乱(シエンフルール)
29巻 第265話  VS ヤマ
44巻 第428話  ルッチ戦後に動けなくなったルフィを運ぶ為に使用。
千紫万紅(ミルフルール)
98巻 第989話  VS リンリン
【コメント】





フリップ

【技の概要】
相手の身体から生やした腕によって腰や腕の関節を抑え、身動きを封じた上で背中から生やした腕で地面に手を突き、相手を頭から転倒させる技。
デービーバックファイトでのドーナツレースにて、カポーティを相手に使用。カポーティを転倒させると同時にボートを漕ぐモンダに激突させ、足止めを行った。
【使用箇所】
●八輪咲き(オーチョフルール)
33巻 第307話  VS カポーティ
【コメント】
6本の腕で相手の腕と腰の関節を決め、更に腰辺りから生やした2本の腕で相手を滑らせて頭から転ばせる技。アニメで動きがついたのを見てみると、どうも地面に着いた2本腕を使った逆立ちの要領で相手を転ばせているっぽい。しかし自分で足を持ち上げて身体を浮かす逆立ちと違い、こちらは倒すのが相手の身体である以上、2本の腕の力だけであの魚人の巨体を浮かせている事になる。関節を抑えて身動きを封じているとはいえ、かなりパワフルな事をしていると思う。力の不足を手数で補っている印象の強いロビンだが、あの細腕で思っている以上に腕力もある方なのかもしれない。




スラップ

【技の概要】
相手の身体から生やした複数の腕を使い、単発または往復のビンタを喰らわせる技。
エニエスロビーにて初使用。自身の手錠の鍵が開けられ自由を取り戻した際、これまでの鬱憤を晴らすかの様にスパンダムに往復ビンタを食らわせた。
【使用箇所】
●六輪咲き(セイスフルール)
44巻 第420話  VS スパンダム
47巻 第454話  VS タララン
【コメント】





グラップ

【技の概要】
相手の身体から生やした腕を使い、身体の一部分を握り潰す技。
ウォーターセブンからの出航前、仲間に入る事を拒否するフランキーの股間を握り潰すのに使用した。
【使用箇所】
●二輪咲き(ドスフルール)
45巻 第437話  フランキーを仲間に勧誘する際に使用。
【コメント】
生やした腕とは痛覚を共有してるから感触もあるだろうに、素手で潰しに行ったロビンの度胸が凄い。
ほぼギャグみたいな技だが、相手のリアクションが面白いのかゲーム『海賊無双』シリーズではまさかの必殺技として登場。無双シリーズでありながら単体技である為使い所は選ぶが、サカズキだろうがクロコダイルだろうが容赦なく握り潰していくので中々にシュール。




スラム

【技の概要】
相手の足から生やした腕を使って首を掴み、身体を前方に折り曲げる関節技。
スリラーバークでの将軍ゾンビとの戦いで初使用。
【使用箇所】
●十一輪咲き(オンセフルール)
47巻 第452話  VS 将軍ゾンビ(スリラーバーク)
【コメント】
原作のコマだけを見ると、相手の太腿辺りから生やした腕で首を掴んで引っ張っているだけなので、これでは関節を折る事はできない。よく見るとこれを受けたゾンビはそのまま頭から壁(?)に激突しているので、むしろこっちを軸にした攻撃なんだろう。
微妙に分かりにくかったせいか、アニメでは脚ではなく胴体から生やした腕を使い、関節を折り曲げながら壁や地面に頭を叩きつける技に改編されていた。




ウイング

【技の概要】
自身の背中から生やした腕を束ねて翼を作り、宙を滑空する技。ただしその持続時間は短く、5秒ほどしかもたない。
スリラーバークにて、タラランと大量のゾンビによる挟み撃ちを受けた際に初使用。フランキーが橋を破壊した際の落下を軽減し、フランキーが腕を伸ばして崖を掴む為の時間を稼いだ。
【使用箇所】
●百花繚乱(シエンフルール)
47巻 第453話  スリラーバークにて、橋を破壊して将軍ゾンビから逃げる為に使用。
●技名および本数の宣言なしで使用した為、推測の箇所
※()内は視認できる範囲での腕の本数
52巻 第503話  ヒューマンショップに着地する際に使用。
68巻 第669話  ルフィの能力でシーザーの研究所裏口へと跳んできた際の着地に使用。
76巻 第756話  グラディウスにイエローカブを撃ち落とされた際に使用。
【コメント】
持続時間が極端に短いので、「飛ぶ」というよりは「落下速度の軽減」を目的とした技。
1008話の扉絵ではウマの背に羽を生やして空を飛ばせているが、この絵の数秒後におそらく彼は……。




スパイダーネット
蜘蛛の華

【技の概要】
咲かせた腕を網状に組み合わせ、落下する人間などを受け止める技。
スリラーバークでのオーズとの戦いで初使用。〝ゴムゴムの火山〟で上空へと蹴り飛ばされたゾロの落下を受け止めた。
【使用箇所】
●百花繚乱(シエンフルール)
48巻 第470話  VS オーズ
 落下するゾロを受け止める為に使用。
●本数の宣言なしで使用した箇所
52巻 第510話  VS パシフィスタ(PX-4)
殴り飛ばされたフランキーを受け止める為に使用。
78巻 第783話  ドレスローザにて、ルフィから投げ渡されたローを受け止める為に使用。
101巻 第1020話  VS ブラックマリア
天井を掴み、炎上する床から逃れる為に使用。
【技名が明記されていないため推定の箇所】
110巻 第1114話  VS サターン
サターンに吹き飛ばされたナミ、ウソップ、ブルックを受け止めた。
【コメント】
集団戦の際、仲間を救出する為のサポート技として度々登場している技。
この技の初出はスリラーバーク編だが、この技を使用する少し前、ロビンは蜘蛛のゾンビであるタラランと戦い、〝スパイダーねっとり網〟という技を目撃している。使用タイミング的に、この技から着想を得て作り上げた技なのかもしれない。




ビッグツリー
大樹

【技の概要】
咲かせた多数の腕をまとめて一本の大樹とし、主に巨大な相手の関節などを決める技。
スリラーバークでのオーズとの戦いで初使用。束ねた100本の腕をオーズの背中から生やし、右腕を抑える事でオーズを投げ飛ばす為の布石とした。
【使用箇所】
●百花繚乱(シエンフルール)
49巻 第472話  VS オーズ
【コメント】





スラロームバイン
回転蔓

【技の概要】
紐上に連ねた腕を他者の身体に巻き付け、コマ回しの様に引き抜くことで回転させる技。
スリラーバークでのオーズとの戦いにて、ブルックの身体に回転を加える事で〝雷骨剣 革命舞曲ボンナバン〟へのサポートとして使用した。
【使用箇所】
49巻 第476話  VS オーズ
 ブルックに回転を加え〝雷骨剣 革命舞曲ボンナバン〟に繋げた。
【コメント】
合体技の一部として「しか」使用されていない珍しい技。相手を回転させて目回すとか怯ませるとか、使い道はありそうだが、そんな事ができる程度の相手なら大人しく関節へし折った方が早いかもしれない。
ゲームでは単体の技として度々登場しているが、『超グランドバトルX』や『バーニングブラッド』では延長させた腕を鞭の様に振るう打撃技になっており、「回転」要素はどこにもなくなってしまっていた。




ホールド

【技の概要】
相手の身体から咲かせた腕を使い、首や腕の身動きを封じる技。
スリラーバークでのオーズとの戦いで初使用。オーズの内部にいるモリアの関節を抑え、影の操作を一時的に封じた。
【使用箇所】
●八十輪咲き「四本樹」(オチェンタフルール「クロトワ・マーノ」)
49巻 第476話  VS モリア
●四十輪咲き「四本樹」(クワレンタフルール「クロトワ・マーノ」)
69巻 第682話  VS 竜(パンクハザード)
【コメント】





ショック

【技の概要】
相手の肩や首から咲かせた腕の手の平を組み、脳天を叩き付ける技。
シャボンディ諸島でのパシフィスタ(PX-4)との戦いで初使用。口からのレーザーでナミを狙った瞬間を狙い、脳天を殴り付けて口を閉じさせる事で、体内でレーザーを暴発させた。
【使用箇所】
●八十輪咲き「四本樹」(オチェンタフルール「クロトワマーノ」)
52巻 第510話  VS パシフィスタ(PX-4)
【コメント】
いわゆるベジータ殴りというか、手を組んで上からガツンと振り下ろすアレ。パンチ力のあるタイプのキャラではないにしろ、20本ずつ束ねた巨大な腕を思いっきり振り下ろされたら痛いもんは痛いので、それなりに強力だと思う。まあ、あんまり出番はないんだけど。




ヒガンテスコ・マーノ
巨大樹

【技の概要】
新世界編から登場。
『千紫万紅』によって咲かせた無数の腕や足を束ね、巨人族の様に巨大な手足を生み出して攻撃する。
魚人島への道中、スルメとの戦闘時に初使用。巨大な腕で海山に掌底を放つことで、サニー号が衝突するのを防いだ。これは2年の修業期間中、コアラから学んだ『魚人空手』の掌底を応用した攻撃であった事が鬼ヶ島編の回想にて判明している。
【使用箇所】
●千紫万紅(ミル・フルール)
62巻 第605話  スルメと戦う途中、海山への船の衝突を防ぐ為に使用。
69巻 第683話  パンクハザードの子供達を足止めする為に使用。
76巻 第757話  VS グラディウス
93巻 第933話  VS オロチお庭番衆
100巻 第1005話  VS ブラックマリア
101巻 第1021話  605話のシーンの回想。
【コメント】





ぶんしん
分身
(正式名称が存在しないため、便宜上の名前)
【技の概要】
新世界編から登場した、自身の全身を咲かせることで分身を作り出し、相手の攻撃を撹乱したり隠密活動を可能にする技。
原作中では名称が存在していないが、ゲーム版などでは多くの場合、〝体咲き〟と同様の技として扱われている。
魚人島にて、ルフィとジンベエが味方同士で争っていた際に初使用。2人の間に自身の分身を出現させ、戦いの仲裁に入った。
【使用箇所】
64巻 第629話  ルフィとジンベエの戦いを仲裁する際に使用。
65巻 第643話  VS ハモンド
74巻 第738話  VS トレーボル
93巻 第932話  VS オロチお庭番衆
【コメント】
長年の経験から潜入などの隠密活動を得意とするロビンにとって、新世界編で得た一番の特技と言える技。
ハナハナの能力を考えると普通に自身の分身を出現、または解除できるだけに見えるが、恐らくだが本体と分身の位置を入れ替えるという、モリアのカゲカゲの実に似た特性も持っているんじゃないかと思う。魚人島でのハモンド戦では、投網で捕えられた身体を消滅させ背後から現れるという技をやってのけたが、流石に戦場のド真ん中に分身を置きっぱなしにして、本体はどこかに隠れていたというのは不自然。これは本体が捕まった後、ハモンドの背後に分身を出現させて位置を入れ替えたと考えればしっくり来る。
ドフラミンゴの糸人形も似た様な推察ができるシーンがいくつかあったし、カゲカゲの実の様な「分身を作る」系の能力は、本体と分身を入れ替える能力とセットになっているんじゃないかと思う。




ヒガンテスコ・マーノ ストンプ
巨大樹 ストンプ

【技の概要】
『巨大樹』によって生やした巨大な足を使い、周囲の敵を何度も踏みつぶす技。
魚人島にて、新魚人海賊団との戦いで使用し、敵の魚人達を踏みつぶした。
【使用箇所】
●千紫万紅(ミル・フルール)
64巻 第635話  VS 新魚人海賊団(魚人島)
【コメント】
見た目のサイズ感だけで言うと巨人族に踏まれたぐらいのインパクトはある。ただ通常の巨人族とは違い足しかないので、踏んだ時にかかる重量はそこまで大きくないと思われる。〝千紫万紅〟が最大1万本の足を生やせると仮定して、片足につき約5000本。技の形式上、踏んだ相手にかかる実際の負荷はヒザより下の分だけなので、見た目からざっくり換算して2000本分程度。人間の片足が占める体重の割合は全体重の15%程度なので、重量にしてロビン300人分程度の重さになる。ロビンの身長と尋常ではない細さから考えると、合計で約20トン程度だろうか。
20トンと聞くと凄まじい重量に思えるが、ミス・バレンタインの〝1万キロプレス〟の2倍程度と考えると、新世界基準ではそこまで凄い威力にはならなさそうかも。




ドーブレ・クラッチ
W・クラッチ

【技の概要】
〝体咲き〟によって相手の背中に咲かせた上半身と実体の身体を使い、相手の背中と足を同時にへし折る関節技。
魚人島でのハモンドとの戦いで使用。分身を使ってハモンドの〝打瀬網〟を回避しつつ足元に潜り込み、2重の関節技をかけて撃破した。
【使用箇所】
65巻 第643話  VS ハモンド
【コメント】
ロビンの能力なら、わざわざ危険を犯して接近せずとも関節技を決められるので、あえて全身を使って攻撃する意味は薄いと思う。結構魅せ技みたいな所があるのかしら。




リンドウ
竜胆

【技の概要】
相手の身体から咲かせた多数の腕を使い、敵を雑巾絞りの様に捻じり上げる技。
パンクハザードにて初使用し、襲って来たケンタウロスの1人を返り討ちにした。
【使用箇所】
●百花繚乱(シエンフルール)
67巻 第658話  VS キリンのケンタウロス(パンクハザード)
【コメント】
元ネタはリンドウという花の名前だと思うが、モチーフとなるテーマが同じ「花」なせいで、九蛇海賊団のメンバーと名前が被ってしまった。




スパンク

【技の概要】
咲かせた多数の腕を束ねて作り上げた巨大な腕を使い、敵に張り手を喰らわせる技。
パンクハザードのビスケットルームにて、〝万年雪〟でナミとチョッパーに襲い掛かろうとするモネに対して初使用。相手が自然系であった為ダメージはなかったが、雪の身体を一時的に破壊しナミ達を救出した。
【使用箇所】
●四本樹(クロトワ・マーノ)
69巻 第686話  VS モネ
●千紫万紅 巨大樹(ミルフルール ヒガンテスコマーノ)
71巻 第710話  VS 闘魚(ドレスローザ)
100巻 第1005話  VS ブラックマリア
●五本樹(シンコ・マーノ)
76巻 第757話  VS 頭割り人形(ドレスローザ)
●海竜花(シーサーペント)
101巻 第1065話  VS パシフィスタ(S-シャーク)
【コメント】





カンポ・デ・フローレス
花畑

【技の概要】
地面を埋め尽くす様に咲かせた無数の腕により、素早く動く相手を捕らえる技。
グリーンビットにて、レオとカブに対して使用。海兵の身ぐるみを剥いで逃走しようとするカブを捕らえたが、『麻酔花』の反撃を受けて眠らされてしまった。
【使用箇所】
●千紫万紅(ミル・フルール)
71巻 第710話  VS カブ
【コメント】
パッと見小人族や小動物専用っぽい技だがゲームにはよく登場していて、大体が地面から生やした腕で相手をはたき上げる技になっている。特に『超グランドバトルX』では〝千紫万紅 花畑クラッチ〟という関節技との合わせ技……かと思いきや、地面から咲かせた腕で相手を上に吹っ飛ばすだけという謎のマイナーチェンジ版が登場。攻略本の解説でも「相手を弾きとばしながら前方に進んでく」という「どの辺がクラッチやねん」感溢れる紹介になっていて、謎が深い。これは実質的な前作にあたる『ギガントバトル2』に〝千紫万紅 華畑(ガーデン)クラッチ〟という技が登場しており、その後表記がほぼ同じ〝花畑〟が原作に登場してしまった為、その2つを無理くり合併させた結果こういう謎技が生まれたんだと思う。




コチョウラン
胡蝶蘭

【技の概要】
相手の武器から咲かせた腕と、空中に浮かべた蝶の様に親指同士を組んだ無数の掌を使い、攻撃を受け流す技。
パンクハザードのひまわり畑での戦いにて初使用し、レベッカを襲うディアマンテの伸びる剣を受け流した。
初使用時には「受け流す蝶の花」との口上が添えられている。
【使用箇所】
●千紫万紅(ミル・フルール)
77巻 第773話  VS ディアマンテ
【コメント】
原作では大量の掌が空中を漂っている様に見えてシュールだが、アニメではひまわり畑を舞っていた花びらから掌を咲かせているのが分かる様になっている。そちらの演出を見ると掌で刀身を弾いて伸びる方向を変えている様に見えるが、恐らく刀の方から伸ばした腕と空中の掌を当て、軌道を逸らしているんだろう。でないとロビンの掌、ズタズタになっちゃうし。




ハナガサ
花傘

【技の概要】
無数に咲かせた腕を使い、周囲の花や葉を刈り取って傘の様に束ね、上空からの落下物による攻撃を防ぐ技。
ドレスローザのひまわり畑にて初使用し、ディアマンテの〝死の星屑〟で降り注いで来る棘の鉄球から、自身とレベッカの身を守った。しかしレベッカの身こそ守り切ったが防御の一部に穴が空き、ロビン自身は背中に傷を負ってしまった。
【使用箇所】
●千紫万紅(ミル・フルール)
78巻 第776話  VS ディアマンテ
【コメント】
結局は草花を束ねているだけなので、防御力にも限界がある。とはいえ、ロビンの技は基本的には生身の身体を使ったものばかりなので、〝金盞花〟の様に素手で受け止める防御技に比べたら数段マシだろう。レベッカを守るというミッションは果たしているわけだし。
1つ上の〝胡蝶蘭〟の様に鉄球そのものから手を生やして衝撃を抑えても良かった気もするが、平面的ではないトゲトゲの物体からでは掌を生やす事は難しいのかもしれない。




フリージア
浅葱水仙

【技の概要】
相手の足元から咲かせた腕で掌打を放ち、顎を突き上げる技。
鬼ヶ島編3階の大宴会場での戦いで初使用。ブラックマリアが見せる〝幻霧〟を振り解きながら、3本の巨大な腕で九忍、濡れ女、天井下りを同時に攻撃した。
【使用箇所】
●三本樹(トレス・マーノ)
101巻 第1020話  VS 九忍(ナンバーズ)
      濡れ女
      天井下り
【コメント】
「浅葱」は薄めの藍色のこと、「水仙」はスイセンの花の事を指す。読みの「フリージア」も花の名前で、その見た目から「浅黄水仙」と呼ばれる事もあるらしい。
名前の由来はそんな感じとして、技としては〝スパンク〟の突き上げバージョンと言った感じで、あまりオリジナリティはない。
正直スパンクで良いんじゃないかと思っていたが、調べてみるとスイセンの花の学名の由来となった「ナルキッソス」というギリシャ神話上の人物には、「彼に想いを寄せる人物が、振り向いて貰えない絶望から姿を失い、声だけを残した木霊となってしまった」という何とも悲惨なエピソードがあるらしい。この辺りのお話を転じて、肉体を失い幻影となってロビンに語り掛ける、ブラックマリアの〝幻霧〟とかけてこういう技名にしたのかも。




シーサーペント
海竜花

【技の概要】
〝巨人咲き〟で生み出した巨大な分身から、蛇のように這う巨大な腕を無数に生やし、敵を捕獲する技。
鬼ヶ島でのブラックマリアとの戦いで初使用。ブラックマリアの蜘蛛の足を一時は捕らえたが、本体にダメージが返って来る弱点を突かれ反撃されてしまった。
【使用箇所】
101巻 第1021話  VS ブラックマリア
105巻 第1065話  VS パシフィスタ(S-シャーク)
【コメント】
一応、〝巨人咲き〟スタイルにおける基本技にあたるものだと思う。終盤に登場した新能力という事でインパクトは大きいが、ブラックマリアには反撃され、S-シャークには避けられ、イマイチ戦果を残せていない感もある。というか、よくよく考えるとこの技を使うのに巨大な分身は必要なんだろうか。ブラックマリアの攻撃から逃れるために分身を消した後も腕は残ってるし、余計な力を使っているだけな気もする。有用性云々よりも、囮とか威圧とか、そういうメンタル的な部分に意義があるんだろうか。




ぎょじんからて ギガンチウム
「魚人空手」花葱

【技の概要】
2年の修業期間中にコアラから教わった、『魚人空手』の奥義を応用した技。ハナハナの能力によって生やした巨大な腕から掌底突きを撃ち込み、対象を破壊する。
鬼ヶ島でのブラックマリアとの戦いで初登場。天井を撃ち抜き、瓦礫を降らせる事で周囲の炎を鎮火させた。
【使用箇所】
●千紫万紅(ミル・フルール)
101巻 第1021話  VS ブラックマリア
【コメント】
コアラ曰く、ただの掌底ではなく魚人空手の「奥義」を応用したとっておきらしい。魚人空手の奥義と言えば〝武頼貫〟だが、あれは手に纏った水を打撃によって相手の身体に伝え、突き抜けさせる技だった。この要領に加え、同時に会得した竜爪拳を複合させた技だとすれば、「核」を見抜いた上でその一点に衝撃を集中させて送り込んでいる事になり、中々の破壊力が期待できそうだ。勿論本格的な魚人空手を学んだわけではないため、〝武頼貫〟ほどのパワーがあるわけではないんだろうが、元々攻撃力に難があったロビンの補強ポイントとしては十分な威力だろう。
にしても、そんな強力な拳法2つを複合させてまでやった事が「天井をぶっ壊しただけ」というのも、中々に贅沢な使い方な気もするが。




グランジャグジークラッチ
大渦潮クラッチ

【技の概要】
〝悪魔咲き〟の状態から更に多数の巨大な腕を生やし、相手の手や下半身を腕で、首を片足で抑え、関節を腰からへし折る技。
鬼ヶ島でのブラックマリアとの戦いで初使用。巨大化する事で、自身の本体よりも遥かに体格で勝るブラックマリアの身体を締め、トドメの技となった。
【使用箇所】
101巻 第1021話  VS ブラックマリア
【コメント】
拳で戦う格闘家のブラックマリアをプロレスの様な関節技で落とすという、異種格闘技戦の様な戦いを終結させた技。800cm超えの身長に8本の足を持つブラックマリアを締め上げる様は豪快で、特にアニメではマリア側の悲鳴も相まって中々に痛々しい。関節技に足を使うというスタイルは今までのロビンにはなかったもので、技よりも力に寄った攻撃に見える。この辺りも、他人のために強くなるというロビンの意志が表れた所だろうか。
どうでもいいけど、「大渦潮」と書こうとするといつも勢い余って「大渦蜘蛛」と書きそうになる。戦闘相手も蜘蛛だったし。







ろくおくベル・ジャク・ポット
6億B・JACK・POT

【技の概要】
ルフィ、ゾロ、サンジ、ロビン、フランキーの5人が一斉に技を放ち、周囲の敵を一掃する連携技。 
スリラーバーク編で使用し、大量のゾンビ達を一掃した。
【使用箇所】
46巻 第448話  VS 兵士ゾンビ(スリラーバーク編)
【コメント】





ロビッチョスープレックス

【技の概要】
敵の身体を掴んだチョッパーの足裏から、ロビンの〝脚場咲き〟で無数の足を伸ばす事で高所へと持ち上げ、上空から敵の頭部を地面に叩き付ける連携技。
スリラーバークでのホグバックとの戦いで使用。ホグバックの頭を地面に叩きつけようとしたが、落下の途中でオーズが乱入して来た為、途中で中断された。
【使用箇所】
48巻 第469話  VS ホグバック
【コメント】





パイレーツドッキングシックス ビッグエンペラー
パイレーツドッキング6 ビッグ皇帝

【技の概要】
麦わらの一味の身体をドッキングさせる事で誕生する、巨大ロボ戦士。実際にはただの組体操。
スリラーバークでのオーズとの戦いで使用。チョッパーが頭部、フランキーが胴体、ウソップが右腕、ゾロが右足、サンジが左足を担当するが、『左腕レフトアーム』を担当するロビンが合体を拒否したため、原作中では完成しなかった。
【使用箇所】
49巻 第472話  VS オーズ
【コメント】





らいこつけん ガボットボンナバン
雷骨剣 革命舞曲ボンナバン

【技の概要】
ウソップの『クワガタ』によって射出したブルックの身体に、ロビンの〝回転蔓〟によって回転を加え、更にナミの〝黒雲=テンポ〟によって雷を帯びた状態で〝革命舞曲ボンナバン〟を放つ連携技。
スリラーバークでのオーズ相手の集団戦で使用し、皮膚がなく雷が効かないブルックの身体を利用した一撃でオーズの右肩を撃ち抜いた。
【使用箇所】
49巻 第476話  VS オーズ
【コメント】