【サンジ】



戦闘スタイル:打撃/炎/覇気

〝赫足のゼフ〟直伝の蹴りを持つ、麦わらの一味のコック。ジェルマ王国出身の王族であり、本名はヴィンスモーク・サンジ。生まれる前から兵器としての肉体改造を受けるも、改造の失敗によってほぼ生身の人間として生まれた。
戦闘では蹴りを主体としたスタイルを用い、料理に使う手を戦闘で傷つけるわけにはいかないというポリシーから、腕はほぼ使わない(両足の蹴りを出す時の支え手として使う事はある)。武器もほとんど使用しないが、相手が「食材」を武器に使う場合のみ例外的に包丁を使用した。また、当時B・Wのエージェントだったロビンが船の上に現れた際や、シーザーを人質に取った時などに、ピストルを突きつけた事がある。
エニエスロビー編からは、高熱を帯びた脚から強力な蹴りを繰り出す〝悪魔風脚〟を使用する様になる。更にワノ国編では、ジェルマ66の兵器である〝レイドスーツ〟を身に纏った影響により、失敗したと思われていた改造の一部が発現。肉体の防御力とスピードが飛躍的に上昇した。








くろあしのわざ
黒足の技
(名称は『ONEPIECE YELLOW』より)
【技の概要】
サンジの主な戦闘手段となる、赫足のゼフ直伝の蹴り技。
料理人としてのポリシーから手や武器を一切使わず、足のみで敵を倒す戦い方を用いる。
主に単発の蹴り技である「シュート」系の技と、それらを組み合わせた連続攻撃のトドメとして使われる「ショット」系の技を主力としている。
新世界編からは、「シュート」系の強化版である「ストライク」系の技を使用する様になった。
相手が食材を戦いに使う場合に限り包丁を使用する事もあるが、その場合でも、敵本体を攻撃する為に振るう事はない。
【出典】
・『ONEPIECE YELLOW』 265P
・『VIVRE CARD』 SKILL 0005
【コメント】





コリエ
首肉
(首肉シュート)
【技の概要】
敵の首元を狙った正確な上段蹴りを叩き込む技で、〝羊肉ショット〟及び〝牛肉バースト〟へと繋がる連続蹴りの一発目を担う。
単発の攻撃として使用される際には〝首肉シュート〟と呼ばれ、強烈な蹴りによって敵を吹き飛ばす使い方をされる。これは他の「ショット」系の技に繋がる技も同様。

ココヤシ村へと向かう途中の海上にて、モームに対し初使用。ルフィとサンジの攻撃を受けた事に怒ったモームの首を蹴り上げ、気絶させた。

ファンブック『ONE PIECE RED』においては、通常の『首肉』に『シュート』という別の技の要素を組み合わせた物との見方ができる記述がある。
『VIVRE CARD』では、トドメに使う大技である『ショット』に対し、それに繋がる連撃が『シュート』という風に、技の大まかなジャンル分けとして扱われている。
【使用箇所】
10巻 第86話  VS クロオビ
21巻 第187話  VS ベンサム(Mr.2 ボン・クレー)
21巻 第188話  VS ベンサム(Mr.2 ボン・クレー)
26巻 第246話  VS サトリ
33巻 第310話  VS ビッグパン
102巻 第1034話  VS クイーン
【〝首肉シュート〟としての使用箇所】
9巻 第73話  VS モーム
38巻 第361話  VS 役人(海列車内)
83巻 第833話  VS ジャッジ
【コメント】
バラティエでは名前のある技を1つも使わなかったので、地味にサンジ初めての必殺技。羊肉ショットに繋がる初動の技という印象が強いが、サンジの脚力で首を思いっきり蹴飛ばされたら普通の生き物なら痛いじゃ済まないので、それなりに強力な技だと思う。
以降もフリット、ストライクなど〝首肉〟系の派生技は多々登場しているので、サンジにとっての〝ゴムゴムの銃〟の様な基本技にあたるものだと思われる。首狙いが基本ってのもよく考えると中々エグい。




エポール
肩肉

【技の概要】
敵の肩を狙ったカカト落としの様な蹴りを繰り出す。『羊肉ショット』へと繋がる連撃の2発目の技。
アーロンパークにおけるクロオビとの戦いで初登場。『首肉』で蹴り倒したクロオビの肩を踏みつける様な形で繰り出した。
【使用箇所】
10巻 第86話  VS クロオビ
21巻 第187話  VS ベンサム(Mr.2 ボン・クレー)
【コメント】





コートレット
背肉

【技の概要】
敵の背中を目掛けて繰り出される蹴り。『羊肉ショット』へと繋がる連撃の3発目。
アーロンパークにおけるクロオビとの戦いで初登場。左手を軸に立ちながら、クロオビの背中にカカト蹴りを叩きこんだ。
【使用箇所】
10巻 第86話  VS クロオビ
21巻 第187話  VS ベンサム(Mr.2 ボン・クレー)
【コメント】





セル
鞍下肉

【技の概要】
『背肉』から連続で背中への蹴りを繰り出す。『羊肉ショット』へと繋がる連撃の4発目。
アーロンパークにおけるクロオビとの戦いで初登場。『背肉』とほぼ同時に繰り出された。
【使用箇所】
10巻 第86話  VS クロオビ
21巻 第187話  VS ベンサム(Mr.2 ボン・クレー)
【コメント】
クロオビ戦でもベンサム戦でも他の技と同コマで繰り出されている為、単体ではどういう蹴りなのか詳しくは分かりにくい。鞍下肉は文字通り馬の鞍を置く場所の事なので、『背肉』から連続で背中を狙った攻撃ではあるんだろうけど。クロオビ戦を見る限り、手で立ちながら両足でワンツーと連続で蹴っ飛ばす感じかな。




ポワトリーヌ
胸肉
(胸肉シュート)
【技の概要】
敵の胸の中央部を狙った蹴りを叩き込む。『羊肉ショット』へと繋がる連撃の5発目。
アーロンパークにおけるクロオビとの戦いで初登場。その後アーロンにも繰り出したが、手負いの身であった事もあり軽くかわされてしまった。
【使用箇所】
10巻 第86話  VS クロオビ
21巻 第187話  VS ベンサム(Mr.2 ボン・クレー)
〝胸肉シュート〟としての使用箇所
10巻 第88話  VS アーロン
【コメント】
直前で背中を連続で蹴られた後に今度は正面から胸を突かれるわけだから、あちこちと振らされて脳が揺さぶられそう。
アーロンには通じなかった様に、単品で使ってもただの正面蹴りにしかならないので、他の蹴りと連続で繰り出してこその技かもしれない。




ジゴー
もも肉

【技の概要】
敵の腿裏を狙った蹴り技。『羊肉ショット』へと繋がる連撃の6発目。
アーロンパークにおけるクロオビとの戦いで初登場。足を狙った蹴りで相手の膝を着かせ、最後の『羊肉ショット』へと繋げた。
【使用箇所】
10巻 第86話  VS クロオビ
21巻 第187話  VS ベンサム(Mr.2 ボン・クレー)
【コメント】





ムートンショット
羊肉ショット

【技の概要】
一瞬の内に身体中のあらゆる部位に連続蹴りを浴びせ敵を吹き飛ばす、サンジの大技。『悪魔風脚』を使用した状態で放つ際には『「悪魔風」ムートンショット』と呼ばれる。
『首肉(コリエ)』→『肩肉(エポール)』→『背肉(コートレット)』→『鞍下肉(セル)』→『胸肉(ポワトリーヌ)』→『もも肉(ジゴー)』の順に技を叩き込んだ後のトドメとして使用される事が多いが、単発で繰り出す場合もある。

また技を繰り出す際には後方を向いた状態での後ろ蹴りの姿勢となることが多いが、空中で使用する場合などはその限りでなく、決まった構えが存在しているわけではない可能性がある。

アーロンパークにおけるクロオビとの戦いで初登場。連撃からのトドメとして使用され、クロオビが『千枚瓦正拳』を繰り出すよりも早く多数の蹴りを叩きこみ、勝負を決した。
【使用箇所】
10巻 第86話  VS クロオビ
21巻 第187話  VS ベンサム(Mr.2 ボン・クレー)
〝「悪魔風」ムートンショット〟としての使用箇所
79巻 第795話  VS シープスヘッド
81巻 第811話  VS シープスヘッド(795話と同シーンの回想)
101巻 第1022話  VS クイーン
【コメント】
グランドバトルやアニメの影響で、多くの人が「後方に強力な一発の蹴りを叩きこむ技」と認識していると思われる技。しかし最初期のファンブックである『RED』では「一瞬の間にあらゆる部位を蹴りまくる技」と羊肉ショット単体の紹介項目に明記されているし、『YELLOW』でもほぼ同様の記載となっており、少なくとも編集部での認識は連打技であった事が分かる。
じゃあ原作1番の見せ場であるクロオビ戦ではどうだったかと言うと、乱打技特有の足が複数に見える様な描き方こそされていないものの、背景に描かれた擬音は「ドゴゴゴゴゴオン!!!」と明らかに多数の蹴りがヒットした音になっている。これらから分かる通り、羊肉ショットとは『首肉』から始まる連続技を浴びせた上で、トドメとして更に無数の蹴りを叩きこむ技なのだ。恐らくクロオビ戦ではサンジの蹴りのスピードを表すため、「あまりの速さ故に傍目には単発の蹴りに見えてしまう」という演出を取ったのだろう。そして一般人視点でこの攻撃を受け取った(アーロン編当時の)アニメスタッフが一撃必殺の単発蹴りとしてアニメ化し、グラバトもそれに続いたという形だと思う。実際、TVアニメ版も後期に近づくにつれ、羊肉ショットを乱打技として採用するケースが多くなっている。

……まあ、原作も終盤に差し掛かった第1022話の鬼ヶ島編では、原作からしてどう見ても単発蹴りにしか見えないムートンショットが登場しているわけだけども……これはまあ……横で煉獄鬼斬り撃ってるゾロに合わせて空気読んだんだよ、うん。……でもこっちに関しては、蹴り方からしても仔牛肉ショットの方が見た目的には近いしなぁ……案外ノリ次第で、決まった形なんてない技なのかも……?

ちなみに、クロオビ戦で使用した際の決めゼリフは「デザートは…要らねェか」だったが、ゲーム『グランドバトル2』では「おかわりは自由だぜ」となっており、本来のセリフは何故か〝仔牛肉ショット〟の決めゼリフになっている。『グラバト1』では正しかったので、たぶんミス。




レセプション
受付

【技の概要】
敵の首に足を引っかけ、そのまま頭を地面へと叩き付ける技。
ゴーイング・メリー号を襲撃してきたブリキング海賊団との戦いで使用し、敵兵の1人を甲板に叩き付けた。
【使用箇所】
15巻 第131話  VS ブリキング海賊団(ドラム島近海)
【コメント】





アンチマナーキックコース
反行儀キックコース

【技の概要】
主に巨体を持つ相手に対し、懐に潜り込み上方に向かって蹴り上げる技。
アラバスタ編にて、レインディナーズ内に捕まったルフィ達に襲い掛かるバナナワニに対して初使用した。
【使用箇所】
19巻 第175話  VS バナナワニ
33巻 第312話  VS ビッグパン
49巻 第472話  VS オーズ
【コメント】





バース・コート
肩ロース

【技の概要】
敵の肩を狙った蹴り技。『仔牛肉ショット』へと繋がる連撃の1発目及び、『牛肉バースト』への連撃の2発目。
狙う部位は同じだが、カカト落としの様に放たれる『肩肉』とは異なり、飛び蹴りで繰り出す場合が多い。
アラバスタ編でのベンサム(Mr.2 ボン・クレー)との戦いで初使用。ナミへの変身を解除させた上で飛び蹴りを叩きこんだ。
【使用箇所】
21巻 第188話  VS ベンサム(Mr.2 ボン・クレー)
43巻 第414話  VS ジャブラ
48巻 第463話  VS アブサロム
102巻 第1035話  VS クイーン
【コメント】





ロンジュ
腰肉

【技の概要】
敵の腰側面を狙った蹴り。『仔牛肉ショット』へと繋がる連撃の2発目。
アラバスタ編でのベンサム(Mr.2 ボン・クレー)との戦いで初使用。敵の背後へと回り込み、カカトで腰を蹴りつけた。
【使用箇所】
21巻 第189話  VS ベンサム(Mr.2 ボン・クレー)
43巻 第414話  VS ジャブラ
48巻 第463話  VS アブサロム
【コメント】





タンドロン
後バラ肉

【技の概要】
敵の首下から胸付近を狙った蹴り。『仔牛肉ショット』へと繋がる連撃の3発目及び、『牛肉バースト』への連撃の5発目。
アラバスタ編でのベンサム(Mr.2 ボン・クレー)との戦いで初使用。胸元への蹴りを叩き込んだが、ベンサムは直撃を受けても吹き飛ばず踏み止まっていた。
【使用箇所】
21巻 第189話  VS ベンサム(Mr.2 ボン・クレー)
43巻 第414話  VS ジャブラ
48巻 第463話  VS アブサロム
102巻 第1035話  VS クイーン
【コメント】
直前の腰への蹴りで態勢を崩した上で正面からマトモに蹴りを受けているので相当効くと思うが、それでも踏み止まって反撃に転じて来たベンサムはだいぶ凄い。




フランシェ
腹肉
(腹肉シュート)
【技の概要】
敵の腹部を狙った蹴り。『仔牛肉ショット』へと繋がる連撃の4発目及び、『牛肉バースト』への連撃の6発目。
ドラム島にて、ドラムロックを登る際に襲ってきたラパーンに対して初使用。その後のアラバスタ編では『仔牛肉ショット』への一連の攻撃で使用し、ベンサムと互いの腹に蹴りを食らわせ合う格好となった。
【使用箇所】
21巻 第189話  VS ベンサム(Mr.2 ボン・クレー)
43巻 第414話  VS ジャブラ
48巻 第463話  VS アブサロム
102巻 第1035話  VS クイーン
〝腹肉シュート〟としての使用箇所
15巻 第135話  VS ラパーン
39巻 第369話  VS ワンゼ
【コメント】





カジ
上部もも肉

【技の概要】
敵の足の付け根付近を狙った蹴り。『仔牛肉ショット』へと繋がる連撃の5発目。
アラバスタ編でのベンサム(Mr.2 ボン・クレー)との戦いで初使用。倒立状態での回転蹴りで使用し、ベンサムと互いの蹴りで互いを吹き飛ばした。
【使用箇所】
21巻 第189話  VS ベンサム(Mr.2 ボン・クレー)
43巻 第414話  VS ジャブラ
48巻 第463話  VS アブサロム
【コメント】





クー
尾肉

【技の概要】
敵の臀部を狙った蹴りだと思われる。ただし原作中では細かい描写が確認しづらい上、使用シーンのほとんどにおいて敵の正面から蹴りを叩き込んでいるため、詳細は不明。
『仔牛肉ショット』へと繋がる連撃の6発目及び、『牛肉バースト』への連撃の7発目。
アラバスタ編でのベンサム(Mr.2 ボン・クレー)との戦いで初使用。倒立した状態で『上部もも肉』と連続で使用した。
【使用箇所】
21巻 第189話  VS ベンサム(Mr.2 ボン・クレー)
43巻 第414話  VS ジャブラ
48巻 第463話  VS アブサロム
102巻 第1035話  VS クイーン
【コメント】





キュイソー
もも肉
(もも肉シュート)
【技の概要】
敵の腿を狙った蹴り。『もも肉(ジゴー)』とは表記は同じだが、読み方の異なる別の技。
『仔牛肉ショット』へと繋がる連撃の7発目。
アラバスタ編でのベンサム(Mr.2 ボン・クレー)との戦いで初使用。片腕を軸に立ち、直後の『すね肉』と連続で繰り出した。
【使用箇所】
21巻 第189話  VS ベンサム(Mr.2 ボン・クレー)
43巻 第414話  VS ジャブラ
48巻 第463話  VS アブサロム
〝もも肉シュート〟としての使用箇所
43巻 第415話  VS ジャブラ
【コメント】





ジャレ
すね肉

【技の概要】
敵のすねを狙った蹴り。『仔牛肉ショット』へと繋がる連撃の8発目及び、『牛肉バースト』への連撃の9発目。
アラバスタ編でのベンサム(Mr.2 ボン・クレー)との戦いで初使用。片腕を軸に立ち、『もも肉(キュイソー)』の直後に放った。
【使用箇所】
21巻 第189話  VS ベンサム(Mr.2 ボン・クレー)
43巻 第414話  VS ジャブラ
48巻 第463話  VS アブサロム
102巻 第1035話  VS クイーン
【コメント】





ヴォーショット
仔牛肉ショット
(仔牛ショット)
【技の概要】
『肩ロース(バース・コート)』『腰肉(ロンジュ)』『後バラ肉(タンドロン)』『腹肉(フランシェ)』『上部もも肉(カジ)』『尾肉(クー)』『もも肉(キュイソー)』『すね肉(ジャレ)』の順に連続蹴りを放った後、トドメの蹴りを叩き込む。蹴りの衝撃を肉や骨へと伝え、全身の隅々にまでダメージを与える技。
トドメの一撃の形式はあまり定まっておらず、アラバスタ編では飛び蹴り、スリラーバーク編では連続蹴りとなっていた。またエニエスロビー編では『仔牛ショット』との表記になっている。
アラバスタ編でのベンサム(Mr.2 ボン・クレー)との戦いで初使用。互いに満身創痍の身ながらベンサムの『爆弾白鳥アラベスク』と空中で交差し、一瞬遅れて伝わる蹴りの衝撃でベンサムを吹き飛ばして勝負を決めた。
【使用箇所】
21巻 第189話  VS ベンサム(Mr.2 ボン・クレー)
43巻 第414話  VS ジャブラ
48巻 第463話  VS アブサロム
【コメント】





コンカッセ
粗砕

【技の概要】
身体を縦方向に回転させながら跳躍し、敵の頭部を狙った渾身のカカト落としを叩き込む技。
アッパーヤードでのサトリとの戦いで初使用。ルフィが背後から身体を拘束する事で〝心綱〟を無効化した状態で放ち、サトリを撃破した。
【使用箇所】
27巻 第250話  VS サトリ
39巻 第374話  VS ブルーノ
50巻 第484話  VS くま
84巻 第844話  VS ルフィ
【コメント】
基本的には縦回転しながら脳天狙いのカカト落としを繰り出す技だが、海列車内でのブルーノとの戦いでは、地面に手を着いた状態で横向きに回転をかける形で脇腹に向けて放っている。〝悪魔風脚〟による強化もない状態ながら〝鉄塊〟を崩しかける威力を見せており、サンジの技の中でも必殺の一撃に入る技であろう事が窺える。
最大の見せ場はやっぱり、WCIでのルフィとの決闘シーン。〝悪魔風脚〟を纏った状態からの決着の一撃となっており、特にアニメでは1時間スペシャルで放送される力の入れようで、印象深いシーンとなっていた。
このイメージが強いのか、ワノ国編時のゲームである『海賊無双4』では、2年前初登場の技であるにも関わらず☆4の強必殺技という扱いになっていた。少年ジャンプのオールスター作品である『JUMP FORCE』でも覚醒技という切り札扱いであり、新世界に入ってしばらくマトモな大技が登場しなかったサンジにとって、それだけ強力かつ印象の強い技だった事が分かる。




トロワジエムアッシ
三級挽き肉

【技の概要】
空中から敵の顔面に向けて、両足で飛び蹴りの連打を放つ技。
デービーバックファイトにおける『グロッキーリング』で初使用。凶器を持ち出して襲い掛かるハンバーグの顔面に蹴りを叩き込んだ。
【使用箇所】
33巻 第312話  VS ハンバーグ
43巻 第414話  VS ジャブラ
【コメント】
2回の登場シーンで技の出し方が異なっており、ハンバーグに使用した時はバク転を繰り返しながら敵に接近し、その勢いを利用して連続蹴りを放つ形。ジャブラには相手の肩に逆立ちに乗っかり、そのままジャンプして空中で放つ形だった。




ブクティエールシュート
木犀型斬シュート

【技の概要】
敵の懐へと飛び込み、逆立ちの体勢から敵のアゴを蹴り上げ、上空へと吹き飛ばす技。
『グロッキーリング』にて初使用。〝三級挽き肉〟のダメージで怯ませたハンバーグを上空に撃ち上げ、ビッグパンの鉄板によるクラッシュに巻き込ませた。
【使用箇所】
33巻 第312話  VS ハンバーグ
【コメント】





スライスシュート
切肉シュート

【技の概要】
敵の正面へと素早く接近し、相手が手にした武器等を蹴り上げて弾き落とす技。
ロングリングロングランドでのクザンとの戦いで初使用。ゾロが食い止めた〝アイスサーベル〟を弾き飛ばしたが、直後にその足を掴まれ氷漬けにされてしまった。
【使用箇所】
34巻 第320話  VS クザン(青キジ)
【コメント】
対武器用の技という事で生身の戦闘を基本とするサンジには重要な技になりそうだが、結局クザン戦以外一度も使われていない。ダイフクと戦った時は魔人の薙刀を足で受けたもののそのまま吹き飛ばされてしまっていたので、パワーの強い相手から武器を奪うのは簡単ではないのかもしれない。
アブサロム戦では手に装着したバズーカを吹き飛ばすシーンがあったし、これを使ってくれても良かった気もする。




パーティーテーブルキックコース

【技の概要】
両足を大きく開き、回転しながら周囲の敵を蹴りつける技。
敵の身体に手をついた状態で繰り出す場合や、跳躍し空中で身体の上下を反転させた体勢から繰り出す場合、地面に手をつき倒立状態で使用する場合などがある。
ウォーターセブンにて、フランキーハウスに殴り込みをかけた際の戦いで初使用。フランキー一家の逃げ道に回り込み、内1人の顔面に手を着いての回転蹴りで、周りの敵を蹴り飛ばした。
【使用箇所】
35巻 第330話  VS フランキー一家
43巻 第415話  VS ジャブラ
98巻 第993話  VS 百獣海賊団
【コメント】
「ウィーアー!」のオープニング映像で毎回やってたせいか、サンジと言えば倒立状態の回転蹴りのイメージが強い。この技はゲームなどでは大体それと同じ形で繰り出されるのだが、実は倒立状態で使用されたのはワノ国編が初めて。使うたびに形が変わっているので、体勢は関係なく回転脚なら全部パーティーテーブルキックコースなのかもしれない。
ちなみに、GBA作品『めざせキングオブベリー』では〝回転(ロタシオン)シュート〟というよく似た技が登場しており、これは54話でクリーク海賊団にやっていた様な倒立回転脚がモデル。なお同作では、原作の当該シーンでクリーク海賊団5人の首や顔面を蹴り飛ばしたシーンが元になった〝連弾首肉シュート〟という技も登場しており、原作の1つの攻撃シーンを2つの技に分割した珍しいものになっている。




ブロシェット
串焼き

【技の概要】
跳躍し、身体を回転させながら両足を一直線に開き、上空から敵を貫く様な蹴りを放つ技。
海列車内の戦いにて、CP6のジェリー相手に初使用。ジェリーの〝スクリュードロップキック〟を回避し、そのまま上空からの蹴りでジェリーを撃破した。
【使用箇所】
38巻 第362話  VS ジェリー
43巻 第415話  VS ジャブラ
【コメント】
ジェリーの回転脚に対し、こちらも回転脚で応戦し勝利した技。一直線に開脚した姿勢を「串」に例えているが、回転しているせいかケバブっぽさもある。
脚を開く時の勢いで地面に向けて蹴り飛ばす技なので厳密には串刺しにする動きではないが、新世界編なら〝空中歩行〟によって落下を加速できるし、〝悪魔風脚〟の加熱もあるので、真の〝串焼き〟と言える姿が拝めるかもしれない。まあ、再登場の気配はないんだけど。




コリエフリット
首肉フリット

【技の概要】
アゴ下を狙った蹴りで、敵を上空へと打ち上げる技。
海列車の第6車両にて、政府の役人に対して初使用。頭が列車の天井を突き破る程の威力で蹴り飛ばした。
【使用箇所】
38巻 第365話  VS 役人(海列車内)
48巻 第470話  VS オーズ
【コメント】
超新星編の終盤辺りにちょくちょく登場した、相手を蹴り上げる『フリット』系の技。
……なのだが、直後に登場した『悪魔風脚』があまりにもサンジの代名詞と化してしまった事に押されてか、イマイチ定着しないままフェードアウトしてしまった。まあ、反行儀キックコースとか木犀型斬シュートとかも思いっきり蹴り上げてるからフリット系の専売特許ではないし、シリーズ技としてはちょっと地味だったかな……。
海列車内で使用した時を見ると、蹴った瞬間に敵が吹き飛ぶのではなく、蹴りを当てた後にゆっくりと技名を叫びながら吹き飛ばすという変わった形になっている。弱めの蹴りを叩き込んだ上で、首に引っかけた脚で更に撃ち上げる様に使っているんだろうか。




フリットアソルティ
揚げ物盛り合わせ

【技の概要】
特定の部位を狙って蹴り上げる『フリット』系の基本技を組み合わせ、複数箇所を同時に攻撃する技。
海列車内の戦いで初使用し、政府の役人を複数人、まとめて蹴り上げた。
【使用箇所】
39巻 第368話  VS 役人(海列車内)
49巻 第477話  VS オーズ
【コメント】
VIVRE CARDでの解説文によると、『シュート』と対を成すもう1つの基本技が『フリット』で、この〝揚げ物盛り合わせ〟はその『フリット』系の技を組み合わせて複数の敵を一気に攻撃するものらしい。
「蹴り上げる」という動き以外の型は恐らく決まっておらず、役人相手には足を背中側から振り上げる事で敵を蹴り飛ばし、オーズ戦では普通に正面からの蹴りを3連打で繰り出していた。特に後者は〝悪魔風脚〟との併用であのオーズが使う〝ゴムゴムのバズーカ〟を逸らせる活躍を見せており、本来なら雑魚敵に使うような威力の技ではない事が分かる。




エスカロップ
薄切り肉のソテー

【技の概要】
跳躍した高い打点から、敵の顔面を目掛けた水平蹴りを放つ技。
海列車でのワンゼとの戦いで使用したが、蹴りが当たる前に〝ラーメンビーム〟の攻撃を受け、不発に終わった。 
【使用箇所】
39巻 第370話  VS ワンゼ
【コメント】
一度しか使用されていない技でありながら、その一回が途中で不発になってしまった為、108巻現在幻の技と化している。
『ギガントバトル』では奇跡的に技として採用されていて、その真の姿を拝む事ができる。まあ、ただの空中水平蹴りなんだけど。




フェデリーニ
1.4mmパスタ

【技の概要】
敵が「食材」を武器に扱う場合にのみ使用される技。
海列車でのワンゼとの戦いで使用。2本の庖丁を使用し、ワンゼの〝麺ズ拳〟を一瞬で裁断した。
【使用箇所】
39巻 第370話  VS ワンゼ
【コメント】





エプリュシャージュ
皮剥作業

【技の概要】
敵が「食材」を武器に扱う場合にのみ使用される技。
海列車内でのワンゼとの戦闘にて初使用。ワンゼが身体に纏った〝麺ズ正装スーツ〟を玉ねぎに見立て、中の本体を傷つけず麺の部分だけをバラバラに切断した。
【使用箇所】
39巻 第372話  VS ワンゼ
【コメント】
明らかに料理人の領分を越えたレベルの包丁の使いっぷりを見せていて、その気になれば剣術使いでもやっていけたんだろうな、と思わせる技。ゾロも素手での武闘もそこそこイケるし、結局強い人はどの土俵で戦ってもそれなりには強いんだと思う。まあ、ルフィの剣術は悲惨だけど。




ウイユ

【技の概要】
敵の目元を狙った蹴り。『整形ショット』へと繋がる連撃の1発目。
海列車でのワンゼとの戦いにて、〝庖丁投げ〟を避けた直後のカウンターとして使用し、ワンゼの出っ張った目をヘコませた。
【使用箇所】
39巻 第372話  VS ワンゼ
51巻 第495話  VS デュバル
【コメント】







【技の概要】
敵の鼻を狙った蹴り。『整形ショット』へと繋がる連撃の2発目。
海列車でのワンゼとの戦いで初使用。 
【使用箇所】
39巻 第372話  VS ワンゼ
51巻 第495話  VS デュバル

【コメント】





ジュー
(ほほ肉シュート)
【技の概要】
敵の頬を目掛けた蹴り。〝整形ショット〟へと繋がる連撃の3発目。
海列車でのワンゼとの戦いで初使用。

〝ほほ肉シュート〟は漢字の表記こそ違うものの読み方は同じ『ジュー』であり、敵の頬を目掛けた蹴りという点で共通している。こちらは飛び蹴りで使われる事が多い。
アラバスタ王国・ポルカ通りでのベンサム(Mr.2 ボン・クレー)との戦いで初使用。〝オカマ拳法〟の使用時にはマネマネの能力を使えないという弱点を見抜き、ナミの顔から素顔に戻ったタイミングを突いた一撃で〝あの夏の日の回想録〟へのカウンターを決めた。
【使用箇所】
39巻 第372話  VS ワンゼ
51巻 第495話  VS デュバル
〝ほほ肉シュート〟としての使用箇所
21巻 第188話  VS ベンサム(Mr.2 ボン・クレー)
68巻 第672話  VS サメ(パンクハザード編)
84巻 第844話  VS ルフィ
【コメント】
整形ショット系の連撃はほとんどが整形の流れでしか使われていないのだが、これに関しては蹴る部位が「頬」と使いやすいのか、単発でも何度も使用されている。まあ、文字の表記も違うし、厳密には別の技なのかもしれないけど。




ブーシュ

【技の概要】
敵の口元を狙った蹴り。『整形ショット』へと繋がる蹴りの4発目。
海列車でのワンゼとの戦いで初使用。
【使用箇所】
39巻 第372話  VS ワンゼ
51巻 第495話  VS デュバル
【コメント】





ダン

【技の概要】
敵の前歯を狙った蹴り。『整形ショット』へと繋がる蹴りの5発目。
海列車でのワンゼとの戦いで初使用。
【使用箇所】
39巻 第372話  VS ワンゼ
51巻 第495話  VS デュバル
【コメント】
「口」と「歯」をわざわざ蹴り分けているのが凄い。しかも「整形」という目的の都合上、前歯に蹴りを当てながらへし折りはしない、微妙な力加減で蹴る必要もある。足技である以上攻撃の当て方は多少大味になりそうなものだが、このぐらいミリ単位の正確な蹴りでも繰り出せないと、蹴りで整形なんて芸当は出来ないんだろう。




マントン
あご

【技の概要】
敵のあごを狙った蹴り。『整形ショット』へと繋がる蹴りの6発目。
海列車でのワンゼとの戦いで初使用。
【使用箇所】
39巻 第372話  VS ワンゼ
51巻 第495話  VS デュバル
【コメント】





パラージュショット
整形ショット

【技の概要】
『目』『鼻』『頬』『口』『歯』『あご』の順に蹴りを繰り出し、トドメに顔面全体への連続蹴りを放つ技。
この技を受けた敵は顔を骨格から変えられ、多くの場合は元よりも美形になる。
海列車でのワンゼとの戦いで初使用。ワンゼ曰く「自慢の目と歯」をヘコませて顔面を作り替えた。ただし、その後〝三点切分〟の攻撃を受けた衝撃で作り替えた顔は元に戻ってしまった。
【使用箇所】
39巻 第372話  VS ワンゼ
51巻 第495話  VS デュバル
【コメント】
目~あごの順に1発ずつ蹴りを叩き込んだ時点では、目が少しヘコんで顔が歪んだ程度で、とてもじゃないが「整形」と言える程の変化は遂げていない。これらの連撃はあくまでも下準備の段階で、〝整形ショット〟の連続蹴りが顔を作り替えているんだろう。
しかし、やっぱり蹴りで整形しようって考え方が甘いのか、ワンゼの身体がルルの寝癖みたいなシステムで出来てるのか、腹を蹴っ飛ばしたら元に戻ってしまった。サニー号を守る為にボコボコにやられたデュバルなんかは戻ってなかったし、衝撃に弱いってわけでもなさそうだが。やっぱりワンゼの身体が変なのかもしれない。身体の中で麺こねられる奴だしな……。




さんてんデクパージュ
三点切分

【技の概要】
接近して来る敵の首と腹、脚の3点に、同時に蹴りを叩き込む技。
海列車でのワンゼとの戦いで初使用。顔を変えられた事に怒り、〝麺切り毒庖丁〟で襲い掛かるワンゼへのカウンターで繰り出し、トドメの技となった。  
【使用箇所】
39巻 第372話  VS ワンゼ
【コメント】





ししなべシュート
猪鍋シュート

【技の概要】
片足を突きだしながら斜め上方へと跳躍し、猛進する勢いと共に飛び蹴りを繰り出す技。
エニエスロビーにて初使用し、裁判所の天井を突き破って屋上へと飛び出した。
【使用箇所】
41巻 第390話  エニエスロビーの天井を蹴り砕き、屋上へと出る為に使用。
【コメント】





ドゥジエムアッシ
二級挽き肉

【技の概要】
跳躍と共に、両足から蹴りの連打を繰り出す技。〝三級挽き肉〟の強化版だと思われる。
ジャブラとの戦いで使用し、〝鉄塊〟の防御を受けながらも相手を吹き飛ばした。
【使用箇所】
43巻 第414話  VS ジャブラ
【コメント】





ディアブルジャンブ
悪魔風脚

【技の概要】
地面に足をつけた状態で高速回転し、赤く光った足に高熱を帯びさせる戦闘スタイル。高熱で威力を増した蹴りにより、悪魔の如き破壊力で敵を骨の髄まで焼き尽くす。
新世界編においては、回転の予備動作なしで発動することができる様になった他、足が光るだけでなく炎を纏う描写も見られる様になった。
高熱を帯びているにも関わらずサンジ本人が熱さを感じないのは、作者曰く「サンジの心がもっと熱く燃えているから」。(44巻SBSより)

エニエスロビーでのジャブラとの戦いで初使用。「怒りでヒートアップする」との自身の言葉通り、骨まで焦がす程の威力と熱を持った足技でジャブラの〝鉄塊〟を無力化した。
【使用箇所】(名称付きで使用された箇所のみ)
43巻 第415話  VS ジャブラ
49巻 第477話  VS モリア
49巻 第477話  VS オーズ
52巻 第510話  VS パシフィスタ(PX-4)
62巻 第605話  VS スルメ
64巻 第635話  VS 新魚人海賊団(魚人島編)
67巻 第658話  VS パンクハザード兵
73巻 第724話  VS ドフラミンゴ
83巻 第833話  VS ジャッジ
84巻 第844話  VS ルフィ
87巻 第870話  VS リンリン
【コメント】
上述の通り、登場初期のSBSでは足が燃えてるのにサンジの身体が無事な事について「サンジの心が熱く燃えてるから」という精神論的な説明がされていたが、時は進んで105巻のSBSでは、レイドスーツ関係の質問への回答に「元々炎に異常な態勢を持つ」という文言が書かれていた。44巻の時点ではまだジェルマ関係の設定が明かされていなかった為濁されていたが、やはりこの悪魔風脚という技は、失敗したと思われたジェルマの改造が表に出てきた事の片鱗ではあるんだろう。




ブルミエール・アッシ
一級挽き肉

【技の概要】
空中に飛び出し、両足での連続蹴りを放つ技。〝二級挽き肉〟の強化版と思われる。
エニエスロビーでのジャブラとの戦いで初使用。〝悪魔風脚〟状態で空中に飛び出し、連続蹴りを繰り出したが、〝月歩〟によって回避された。
【使用箇所】
43巻 第415話  VS ジャブラ
73巻 第724話  VS ドフラミンゴ
【コメント】
〝悪魔風脚〟が初登場したジャブラ戦やその後のドフラミンゴ戦など、〝悪魔風脚〟状態でしか使用していない。とはいえ、これの更に上位技であろう〝最上級挽き肉〟は通常状態でも使用しているので、悪魔風脚専用の技ってわけでもないと思う。多分。




フランバージュショット
画竜点睛ショット

【技の概要】
〝悪魔風脚〟によって高熱を帯びた足から繰り出される単発の蹴りで、敵を大きく吹き飛ばす技。
エニエスロビーでのジャブラとの戦いで初使用。空中での〝月光十指銃〟を片方の足で半分弾き、そのままもう片方の足でジャブラを撃ち落とす蹴りを叩き込む事で勝負を決めた。
【使用箇所】
43巻 第415話  VS ジャブラ
52巻 第510話  VS パシフィスタ(PX-4)
【コメント】
〝空中歩行〟が使えない当時のサンジが六式使いを相手に空中へ飛び出すのは一見無謀に見えるが、この技を撃ち込む為の布石だったんだろうか。ジャブラの〝十指銃〟を片手分は受けたものの、爪を突き刺した瞬間はどうしたって隙が出来るし、無防備になる。攻撃を受ける事も致し方なしと受け入れ、最後の一撃にすべてを賭ける、肉を切らせて骨まで焼き尽くすサンジらしい戦い方だったと言えるかもしれない。




エクストラアッシ
最上級挽き肉

【技の概要】
両足から無数の飛び蹴りを敵の全身へと叩き込む、『〇級挽き肉』系の最上位の技。
スリラーバークでのアブサロムとの戦いで初使用。『スケスケの実』の能力で透明になった相手の居場所を血の音で見極めて掴み、逃げ場を奪った状態で無数の蹴りを繰り出して吹き飛ばした。
【使用箇所】
48巻 第464話  VS アブサロム
49巻 第477話  VS モリア
【コメント】
大技っぽさはあるが、結局アブサロムは倒しきれていなかったのであまり締まりは良くない。改造を重ねたアブサロムの肉体がそれだけ強靭だったのと、直前に背中に刺されたナイフのダメージが尾を引いていたんだと思う。




ブルーウォーク
海歩行

【技の概要】
爆発的な脚力により、魚人の様な速度で海中を駆ける様に突き進む技。
魚人島へ向かう道中、クラーケン(スルメ)との戦いで初使用。ルフィの〝ゴムゴムの象銃〟を止めようとするスルメにシャボンから飛び出して接近し、攻撃を繰り出した。
【使用箇所】
62巻 第605話  VS スルメ
68巻 第672話  ナミの身体と入れ替わった状態で、毒ガスから逃れる為に使用。
【コメント】
海中を自在に駆けれるという事でクロオビ戦の様な海中戦があれば重宝しそうな技だが、いかんせんONEPIECEは海で戦わない海賊マンガの為、イマイチ活躍の場に恵まれない。
そしてウカウカしている間に、サンジより遥かに海中に強いジンベエが仲間入りしてしまった為、この技が日の目を浴びる事はもう無いかもしれない。哀れ。




ビアン・キュイ グリルショット
熟焼グリル=ショット

【技の概要】
『悪魔風脚』によって高熱を帯びた脚から、敵の身体に網目状の焼跡が残る蹴りを放つ技。
魚人島へ向かう道中、クラーケン(スルメ)との戦いにて、〝海歩行〟でシャボンから飛び出して使用した。
【使用箇所】
62巻 第605話  VS スルメ
102巻 第1028話  VS クイーン
【コメント】





スカイウォーク
空中歩行

【技の概要】
空中を蹴ることで空を跳ぶ、六式の1つである『月歩』と同様の技。
カマバッカ王国での2年間の修行中、ニューカマー達から逃げ続ける日々の中で会得。劇中では魚人島編にて初使用。新魚人海賊団のウニ衣トゲ部隊の突進を、空中を駆ける事で回避し、同士討ちを誘った。
【使用箇所】
64巻 第635話  VS ウニ衣トゲ部隊(新魚人海賊団)
【コメント】
何気にほとんど技名が発されてないので、毎度のようにぴょんぴょん飛んでる割には名前の認知度は低めかもしれない。新世界編でのサンジは、ジャッジとの戦いで「得意分野」と呼ぶ程度には空中戦を強みとしているので、〝悪魔風脚〟と並んで戦法の主軸となった技と言える。
オーブンとの小競り合いの際、サンジは同じく六式の1つである〝剃〟にしか見えない高速移動を披露しているが、ファンブック『ONEPIECE YELLOW』によれば月歩は「空中で剃を繰り出す」要領で使われる技らしい。サンジが空中歩行を使用可能になったのは偶然の産物だが、これが使えるという事は〝剃〟が使用可能なベースは当然備わっていたんだろう。




ポアル・ア・フリールスペクトル
焼鉄鍋スペクトル

【技の概要】
〝空中歩行〟によって空へと跳び上がり、上空から〝悪魔風脚〟で高熱を帯びた蹴りの連打を両足で繰り出す技。
魚人島にて、シャボンを使って空中からしらほしを仕留めようとする新魚人海賊団に対して初使用。
【使用箇所】
64巻 第635話  VS 新魚人海賊団(魚人島編)
73巻 第724話  VS ドフラミンゴ
81巻 第807話  VS ビッグ・マム海賊団(ゾウ編回想)
83巻 第833話  VS ジャッジ
 (中断された為、〝焼鉄鍋〟までしか発していない)
【コメント】





ヘル・メモリーズ
地獄の思い出

【技の概要】
自身の地獄の様な思い出を夢想する事で、湧き上がる激しい怒りによって全身を発火させ、高熱を帯びた身体から敵を焼き尽くす強烈な蹴りを繰り出す技。
魚人島でのワダツミとの戦いにて初使用。空中に吹き飛んだワダツミを〝空中歩行〟で追走し、カマバッカ王国でニューカマー達に追われ続けた2年間の怒りによってワダツミを焼き尽くす蹴りを繰り出した。
鬼ヶ島でのクイーンとの戦いでは、ジェルマにまつわる記憶をきっかけとして使用された。
【使用箇所】
65巻 第646話  VS ワダツミ
102巻 第1031話  VS クイーン
110巻 第1119話  VS マーズ
(〝魔神風脚〟状態で使用。)
【コメント】
「怒りでヒートアップする」というサンジの特徴をうまく反映した技だが、やってる事はただの八つ当たり。しかし新世界編のサンジは鬼ヶ島編まで幹部戦がほとんどなく、大技らしい大技が登場しなかった為、恐ろしい事にゲーム等では高確率でこの技が最強技になっていた。別にこの技に罪があるわけでもないんだけど、新世界編のサンジのバトル面での不遇さが分かりやすい要素かも。




コリエストライク
首肉ストライク

【技の概要】
〝悪魔風脚〟を使用した状態で、衝撃が後方へと突き抜ける強力な蹴りを敵の首元へ叩き込む技。
パンクハザードにて初使用。施設内に隔離された子供達を助けたいというナミの想いに呼応し、ガス弾を撃ち込もうとするパンクハザード兵を蹴り飛ばした。
【使用箇所】
67巻 第658話  VS パンクハザード兵
101巻 第1017話  VS クイーン
【コメント】
「シュート」系に代わって新世界編から使用され始めた、「ストライク」系の技。
あまり詳細は分からないが、〝悪魔風脚〟を纏っている事、〝首肉ストライク〟に関しては煙が一直線上に突き抜ける様な演出がされる事が概ね共通。
新世界からの技だし覇気も纏ってるのかもしれないけど、サンジの場合元々が黒足な上に炎を纏ってるんで、武装色の有無がパッと見分かりにくいのよね。




フランシェストライク
腹肉ストライク

【技の概要】
〝悪魔風脚〟によって炎を纏った脚から、敵を大きく吹き飛ばす蹴りを腹部に叩き込む技。
パンクハザード編では読み仮名が「フランジェ」となっていた。
ヴェルゴとの戦いで初使用し、ヴェルゴを吹き飛ばし壁にめり込ませた。
【使用箇所】
69巻 第681話  VS ヴェルゴ
102巻 第1034話  VS クイーン
【コメント】





ニューカマーけんぽう 99のバイタルレシピ
ふっかつけいうみブタにくいりホルモンスープ

新人類拳法「99のバイタルレシピ」
復活系海ブタ肉入りホルモンスープ

【技の概要】
人体の全てを作り上げる『攻めの料理』の1つ。冷えきって疲れた身体に、力をみなぎらせる効果がある。
パンクハザードでの戦いの終了後、モモの助らや巨人化した子供達、G-5海兵を含む皆に振る舞い、宴を開いた。
【使用箇所】
70巻 第696話  パンクハザード編にて使用
【コメント】
技でも何でもないが、「拳法」って言われちゃってるので一応記載。
ちなみにソシャゲの『サウザンドストーム』では、しっかり回復技として採用されてた。
個人的、ONE PIECE内食べてみたい料理ベスト3には入る。海ブタ肉がめっちゃ美味そう。




クロッスストライク
牛すね肉ストライク

【技の概要】
〝悪魔風脚〟状態で繰り出す蹴り技。
トットランドでの結婚式にて、リンリンとの戦いで使用。ベッジの体内から飛び出すと同時に繰り出し、ゼウスを使った攻撃を喰い止めてレイジュを救った。
【使用箇所】
87巻 第870話  VS リンリン
【コメント】
1度だけ、それも攻撃を弾くために使われたのみなので、イマイチ詳細が分かっていない技。
サンジの技は狙う部位に合わせて技名が決まる事が多いので、これもスネ狙いの技……なのかもしれないが、劇中では拳に対してしか使用していない。まあスネを狙って蹴っ飛ばすっていう絵面、騎士道精神もへったくれもないし……いやでも内ももとか蹴っ飛ばすしなこの人……。
ちなみにこのシーン、よく「サンジが女を蹴った」とか「リンリンを女に含めてない?」とか言われがちだが、厳密には蹴った相手はゼウスだし、そもそも「攻撃を止める為の蹴り」ぐらいならカリファ相手にも普通に当てているので、別にサンジのポリシーには反していない。




シムシムホイップ

【技の概要】
1口舐めれば昇天しかける程の美味さを誇り、催眠にかかったかの様な幸福感をもたらすクリーム。
リンリンの食いわずらいを止める為、ショコラタウンのお菓子工場にて制作。味見した料理人が美味さで死にかける程の味を実現した。その後このクリームを使用したウェディングケーキにより、リンリンを正気に戻した。
【使用箇所】
88巻 第885話  リンリンの食いわずらいを治す為に製作。
【コメント】
攻めの料理なのかすら不明だが、これを食べたリンリンの反応がとてもただの食べ物とは思えない勢いだったので、まあニューカマー拳法の流れを汲むレシピではあったんだろうという事で一応記載。
しかし「美味さで死にかける」っていうのも凄い話というか、ある意味では毒に等しい気がしないでもない。北斗有情拳みたいな。




ステルス
(技名はニジが使用した際のものから引用)
【技の概要】
ジェルマ66が開発したレイドスーツにより、『ステルス・ブラック』へと変身したサンジが使用する能力。(本人は『おそばマスク』を自称していた)
スーツを纏った全身に周囲の背景を投影する事で、まるで透明になったかの様に他者の目に映らなくなる。ただし消えるのは視覚的なものであり、攻撃が当たった際のダメージを受け流せるわけではない。

ワノ国・花の都でのページワンとの戦いで初披露。その後鬼ヶ島でのクイーンとの戦いの中で、自身の意志によってレイドスーツを破壊。能力の使用も不可能になったが、消失した様に見えるほどの高速移動によって能力の再現を可能にしている。
【使用箇所】
92巻 第931話  VS ページワン
93巻 第936話  ワノ国にて、湯屋への侵入に使用。
98巻 第988話  VS アルベル(キング)
  (モモの助を救出する為に使用)
高速移動による再現での使用箇所
102巻 第1031話  VS クイーン
102巻 第1034話  VS クイーン
【コメント】
ローやクイーンの解説によれば、この透過能力はステルス・ブラックの固有能力の様だが、第840話ではニジも同じ技を使用している。それもスーツを着ない生身の状態で使用している為、ジェルマを去ったサンジに代わってニジのレイドスーツに追加された能力というわけでもない様だ。
なぜサンジ以外が、それもレイドスーツを着ずにステルスを発動できたのかは現状不明だが、考えられるのは「スーツが与える『光』『毒』といった特殊能力は、実は改造に成功した肉体であれば誰でも使用自体は可能」「スーツを着るとそれら中でも適性の高い能力を強化してくれる」と言った所だろうか。ヨンジの怪力なんかもそれ自体は改造した身体なら全員に共通する特徴だろうし、彼らの持つ技能は「固有能力」というより、適正の高低として表れているのかもしれない。




ロティサリーストライク
回転焼ストライク

【技の概要】
〝悪魔風脚〟の炎を纏った脚で、敵の身体の側面に飛び蹴りを食らわせ、そのまま大きく回転させる技。
鬼ヶ島にて、ペロスペローが〝終末の雨〟を放った際にクイーンに対して使用。獣型となったクイーンの側頭部に蹴りを食らわせ、大回転させる事で降り注ぐ矢を弾き、そのままペロスペローを吹き飛ばした。
【使用箇所】
100巻 第1015話  VS クイーン
【コメント】





イフリートジャンブ
魔神風脚

【技の概要】
鬼ヶ島での戦いで会得した、〝悪魔風脚〟の強化版。
レイドスーツの影響で引き出された「外骨格」や屈強な「筋力」と「移動速度」に加え、サンジ自身が鍛え上げた「武装色の覇気」を重ねる事で、より強靭かつ高温の青い炎を纏う事が可能になった。〝悪魔風脚〟に比べ、加速力や蹴りの重みが飛躍的に上昇している。
鬼ヶ島でのクイーンとの戦いで初使用。
【使用箇所】
102巻 第1034話  VS クイーン
110巻 第1119話  VS マーズ
【コメント】
単にレイドスーツで引き出された改造の結果で強くなるのではなく、しっかりと本人の鍛錬や経験が活かされた強化形態なのが味噌。元々サンジはルフィやゾロとは違い、2年の修業期間の目的が強さだけではなかった事、師匠役に当たるイワンコフがレイリー、ミホークに比べると数段劣る力量である事などもあり、新世界以降はゾロと比べ芳しい戦果を挙げられていなかった。それらを加味すると、外部の要因なしでいきなり強くなるには不自然であり、そこをクリアしつつただの他力本願で得た力ではなく当人の素質と経験あっての強化である事のバランスを取った、上手い落とし所だったと思う。




パルロン
肩肉

【技の概要】
〝牛肉バースト〟に繋がる連続技の1つで、相手の右肩を狙う蹴り技。
〝肩肉(エポール)〟と表記は同じだが読み方は異なり、上方から蹴り下ろす事が多いあちらとは違い、正面から横薙ぎに蹴りつける使われ方をしている(クイーン戦より)。
鬼ヶ島でのクイーンとの戦いで初使用。〝肩ロース(バースコート)〟との連撃で、肩に対する連続攻撃を行った。
【使用箇所】
102巻 第1035話  VS クイーン
【コメント】





ジュモ・ア・ビフテク
肩バラ肉

【技の概要】
〝牛肉バースト〟に繋がる連続技の1つ。原作では確認しづらいが、TVアニメ版では相手の背後に回り込み腕の付け根部分を蹴る技になっている(クイーン戦より)。
鬼ヶ島でのクイーンとの戦いで初使用。
【使用箇所】
102巻 第1035話  VS クイーン
【コメント】





ポワール
モモ肉

【技の概要】
〝牛肉バースト〟に繋がる連続技の1つで。相手のももを狙った蹴り技。
鬼ヶ島でのクイーンとの戦いで初使用。
【使用箇所】
102巻 第1035話  VS クイーン
【コメント】
『もも肉(ジゴー)』、『上部もも肉(カジ)』、『もも肉(キュイソー)に続いてまた現れた、4つ目のもも肉。何故か他3つと違ってカタカナ表記で、しかもワノ国編初登場なもんで、最初見た時モモの助の人肉とかグロい事想像しちゃった。
ついでに「ポワール」という読み方は、シャーロット家の19女の名前と同じ。あいつシャーロット家のクセに肉の部位の名前だったのか?……と思わせて、向こうは梨を使ったフランス菓子が由来だと思われる。ややこしい。




ブフバースト
牛肉バースト

【技の概要】
『魔神風脚』の青い炎を纏った状態で繰り出される蹴り技。
『首肉(コリエ)』『肩ロース(バースコート)』『肩肉(パルロン)』『肩バラ肉(ジュモ・ア・ビフテク)』『バラ肉(タンドロン)』『腹肉(フランシェ)』『尾肉(クー)』『モモ肉(ポワール)』『すね肉(ジャレ)』を順に浴びせた後、炎を纏った強烈な後ろ蹴りでトドメを差す。
鬼ヶ島でのクイーンとの戦いで初使用し、クイーンを鬼ヶ島の外にまで吹き飛ばして勝利を収めた。
【使用箇所】
102巻 第1035話  VS クイーン
【コメント】
名前は『仔牛肉ショット』に近いが、締めの蹴り方は『羊肉ショット』の方に似てる。同じ牛肉由来の技らしく、連撃の内容は9発中5発が『仔牛肉ショット』と被ってるが、始動技は『羊肉ショット』と同じ『首肉』。……と、サンジの代表的な2種の技を複合させた様な特性を持つ。生まれつき与えられた改造の力と自身の鍛え上げた武装色を複合させた『魔神風脚』の技らしく、サンジのこれまでの戦いの集大成と言った所だろうか。
連撃の内訳をよく見ると、首を1発蹴った後は『肩ロース』『肩肉』『肩バラ肉』と、何としても肩だけは破壊してやろうという鉄の意志を感じる構成になっている。何の恨みがあるんだろう。



オンドレアストライク
温度レアストライク

【技の概要】
〝空中歩行〟で敵に向かって突き進みながら、高熱を帯びた両足から怒りのドロップキックを繰り出す技。
エッグヘッド編にて、ナミに攻撃を加えようとしたS-シャークに対して使用。ナミを怖がらせた者に対して怒りの蹴りを繰り出した。その際、怒りからか一時的に眉の巻き方が逆向きに変わっている。
【使用箇所】
107巻 第1077話  VS パシフィスタ(S-シャーク)
【コメント】
原作中での発音は〝温度レアァストライク〟だが、一応こっちで記載。





アルメ・ド・レール ゴムシュート
空軍 ゴムシュート

【技の概要】
伸ばした腕でサンジの足を掴み、蹴りの勢いで射出する事で敵に突進する技。
ドラム島でのワポルとの戦いで初使用し、食われかけたチョッパーを回転を加えた突進で吐き出させた。
【使用箇所】
17巻 第146話  VS ワポル
65巻 第638話  魚人島編にて、ノアへと飛び移る為に使用。
【コメント】





ゴムゴムのたつエポール まきムチシュート
ゴムゴムの龍肩肉〝巻き〟〝ムチ〟〝シュート〟

【技の概要】
ルフィの〝ゴムゴムの鞭〟、ゾロの〝三刀流 龍巻き〟、サンジの〝肩肉シュート〟を同時に繰り出す連携技。 
アラバスタ編で初使用し、同時攻撃によってサンドラ大トカゲを撃破した。
【使用箇所】
18巻 第162話  VS サンドラ大トカゲ
【コメント】





アルメ・ド・レール パワーシュート
空軍 パワーシュート

【技の概要】
サンジの脚にゾロを乗せ、高速で蹴り出す事で敵に突進する連携技。
デービーバックファイトにおけるグロッキーリングにて、ボールマンを担ったビッグパンに対して初使用。前後からの連携攻撃でフラつかせたビッグパンの頭部を目掛けてゾロを飛ばし、そのままゴールへと叩き込んだ。
【使用箇所】
33巻 第312話  VS ビッグパン
49巻 第472話  VS オーズ
【コメント】





ろくおくベル ジャックポット
6億B・JACK・POT

【技の概要】
ルフィ、ゾロ、サンジ、ロビン、フランキーの5人が一斉に技を放ち、周囲の敵を一掃する連携技。 
スリラーバーク編で使用し、大量のゾンビ達を一掃した。
【使用箇所】
46巻 第448話  VS 兵士ゾンビ(スリラーバーク編)
【コメント】





パイレーツドッキングシックス ビッグエンペラー
パイレーツドッキング6 ビッグ皇帝

【技の概要】
麦わらの一味の身体をドッキングさせる事で誕生する、巨大ロボ戦士。実際にはただの組体操。
スリラーバークでのオーズとの戦いで使用。チョッパーが頭部、フランキーが胴体、ウソップが右腕、ゾロが右足、サンジが左足を担当するが、『左腕レフトアーム』を担当するロビンが合体を拒否したため、原作中では完成しなかった。
【使用箇所】
49巻 第472話  VS オーズ
【コメント】





ジェンガほう
ジェンガ砲

【技の概要】
ゾロが〝大・仏・斬〟で切断した建物をサンジが蹴り出し、ダルマ落としの様に連続で射出する技。
スリラーバークでのオーズとの戦いで使用。1発目はオーズの脇腹に直撃させたが、2発目以降は拳で弾き返されてしまった。
【使用箇所】
49巻 第475話  VS オーズ
【コメント】
ジェンガってこういうシステムだっけ?という感じもあるが、語源としては「組み立てる」「積み上げる」みたいな意味の言葉らしいので、オモチャというよりはそっちの言葉が由来かもしれない。




アルメ・ド・レール こくていロゼオシュート
空軍刻蹄桜シュート

【技の概要】
サンジが脚に乗せたチョッパーを蹴り出し、勢いを増した〝刻蹄 桜〟を敵に叩き込む技。
この技が当たった箇所には、本来の〝刻蹄 桜〟よりも遥かに大きな蹄の跡が残る。
スリラーバークでのオーズとの戦いで使用。サンジがオーズの腕を駆け上がり、空中に跳んだチョッパーを蹴り出す事で攻撃を放った。しかしダメージは蓄積させたものの「痛み」を感じないオーズが相手だった為、そのまま逃げ場のない空中での反撃を浴びてしまった。
【使用箇所】
49巻 第477話  VS オーズ
【コメント】
技名の語呂が尋常じゃなくよろしくない。「刻蹄」の部分がいらんかった様な気もするけど、逆に記憶に残りやすいしまあいいか。




さんとうりゅうゴムゴムのディアブル ムートンジェットろっぴゃくポンドキャノン
三刀流ゴムゴムの悪魔風羊肉JET六百煩悩攻城砲

【技の概要】
ルフィの〝ゴムゴムのJET攻城砲〟、ゾロの〝三刀流 百八煩悩鳳〟、サンジの〝悪魔風脚 羊肉ショット〟を同時に放つ連携技。 
シャボンディ諸島12番グローブでの戦いで使用。同時攻撃でパシフィスタを吹き飛ばしたが、倒すには至らなかった。
【使用箇所】
52巻 第509話  VS パシフィスタ(PX-4)
【コメント】